コラム-Vol.1 マヨネーズの話
「アムラー」「シャネラー」 すこしまえに流行った言葉。ある特定のものを好む人をこう呼んだ。いや今でもそう呼ばれている。あなたはこのアムラーとシャネラーの意味を知っていますか?おそらくほとんどの人は知っていると思う。
そういう言い方をすると拙者の場合は、アルコーラーといえるかも。それはほとんど毎日酒を飲むからだ。飲まないとすれば、病気で寝込んでいるとき、極端に体調が悪いとき、ひどい二日酔いの日、ぐらい。
酒といえばうまいつまみや珍味が頭に浮かぶ。最近、そういうもの(豆腐、お新香、お刺身など)にマヨネーズをかけて食べる人がいるらしい。というかマヨネーズをかけないと食べられないそうだ。先日テレビでそういう人の特集をやっていた。ラーメン、ケーキ、スイカ、白ご飯、ビールに至るまでなんでもマヨネーズをかける。こういう人をマヨラーというらしい。
個人的には「食べ物はうまく食べるのが基本、どういう風に食べようと本人の自由だ」という考えを持っている拙者、しかしこういうのを見せられると「将来の日本の食生活」に不安を覚える。またその番組の中で料理家のHさんがおもしろいことを言っていた。マヨネーズを食べると「恋愛のような幸せな気分」になるとか。
「文化は変化する」のは当然のことだが、「うまいお刺身にマヨネーズをかけるのはやめてもらいたい」と思っているのは拙者だけだろうか。