コラム-Vol.9 やっぱり「醤油」です

目玉焼き、みなさんはどのように召し上がりますか?
1、「焼き方」はいろいろあります。両面焼き、片面焼き白身黄身共ウエルダン、片面焼き白身ウエルダン黄身半熟、片面焼き白身黄身共レアー(いわゆるぷるんぷるん状態)。簡単に言えば黄身をウエルダンにするか、半熟にするか、生か、ということです。

さらに2.「焦げ目ありか焦げ目なしか」。焼いているときに3.「水を入れるか入れないか」。
そして拙者がイチバン気になるのが4、「何をかけるか」ということです。塩と胡椒、ソース、ケチャップ、ドレッシング、醤油。

最後に5、「食べ方」です。黄身を崩す人、崩さない人。丸ごとかじる人、ちびちび切りながら食べる人。しかしこれらはあくまで拙者が知っている一般的な食べ方であり、おそらく全国には拙者が想像すらできない食べ方があると思われます。またこの料理は日本独自のものではないので、世界中にはさらに数限りない食べ方があるのは疑いの無いところです。

この食べ方の組合せを考えると天文学的な数になると思います。ということは「目玉焼き食べ方の天文学的な数の組合せ」の中から一つの食べ方を選び、拙者はそれを何十年も続けているのかと考えると感動に似たものがこみ上げてきます。ちなみに拙者の好きな食べ方は「片面焼き、焦げ目少々、白身はほぼウエルダン、黄身は半熟、水少々、かけるのは醤油のみ、すこし黄身を崩して醤油を染み込ませ白身と一緒に口の中へ運ぶ」です。同じ食べ方をする方、是非この食べ方を普及させましょう。

また拙者は醤油好きなので付け合せのキャベツにも醤油をすこしかけて食べます。目玉焼きだけでなくトンカツやカキフライなどの揚げもの系の場合にも付け合せのキャベツには醤油です。この「キャベツに醤油をかけて食べる」ということを何人かの知人に話したところ「信じられない!キャベツに醤油はないでしょう。ヘンな人!」とほとんど全員に言われました。知人は全員、ソース、マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングの何れかをかけて食べるそうです。話をした知人の中で「醤油派」が一人だけいました。その人はアジフライ、カキフライ6個のうちの2個、トンカツの2切れも醤油。同じ食べ方の人がいてすこしホッとしました。

和食党の拙者ですが、ほとんど毎朝、トースト、ベーコンエッグ又はハムエッグ又は目玉焼き、ヨーグルト又はヤクルト、コーヒーという朝食で目が覚め、シャワーを浴びて、ゴキゲンで仕事場に向かいます。気分はまさに「SUNNY SIDE UP」。そのときの調味料は、もちろん「SOYSAUCE」です。

ついでに「納豆のかき混ぜ方と食べ方」「朝食における生卵の食べ方」「うどんのうまい食べ方」も話したかったのですが、そうなるとあまりにも話が広がりすぎて長くなりすぎてしまうため残念ですが又の機会にします。

PS : 「温泉たまご」をご飯に乗せ、醤油を数滴垂らして食べるととてもうまいです。「生卵かけごはん」とはまた別なうまさがあります。是非一度試してみてください。