コラム-Vol60 シェアリングエコノミー


シェアリングエコノミーとは「個人が保有している遊休資産の貸出を仲介するサービス」です。これは大きく分けると物、場所、人、移動の4つがあり、まだまだ広がりを見せています。SUDO NEWSでは(2009年)vol.33で自転車のシェア事業が登場するかもしれないと掲載しましたが、今では珍しくないサービスとなりました。実際、当社管理の駐車場を利用したレンタルサイクルも登場しており「所有」から「シェア」へとシフトしていく時代の流れや価値観の変化は緩やかに、しかし確実に進行しています。「豊かさとは、モノを所有すること」という産業革命以降続いた価値観が終焉する歴史的な瞬間を、目の当たりにしているのかもしれません。法整備が間に合っていない側面をクリアすることが求められますが、賃貸経営にも多大な変化をもたらすのではないかと考えています。これからも拡大を続け、思いつかないようなモノまで「シェア」する時代になるのでしょう。今後も注目していきたいと思います。