みなさんこんにちは-Vol.12
SUDO NEWS第12刊ができました。いつもご愛読いただきましてありがとうございます。お陰様で、初刊から丸3年が経ちました。
今年のさくら開花はなかなか満開にならず、いつ花見をしていいのか迷った方も多いと思います。実際、毎年花見をしている私の友人も、今年は日程が定まらず中止にしたようです。でも、入学式にまださくらの花が残っていたので、お祝いに花を添えた格好になり、個人的には喜ばしく思いました。「ゴールデンウィーク」は5連休だったため、旅行や里帰りなど、遠出された方も多いかと思います。そしていよいよ爽やかな緑の香りが心地よい「新緑の季節」です。
今年の引越オンシーズンは前年に比べて動きが少なく、傾向としては相変わらず人気のある物件と人気のない物件の二極化現象でした。最近では「新築物件は人気があり必ず決まる」ということは、もはや伝説になりつつあります。オートロック・インターネット・エアコン・ウォシュレットなどは常識になり、付帯設備の有無だけでは競争に勝てません。また、供給過剰が懸念される中、相場(賃料)のバラツキもあり募集条件を決める際に戸惑いがあり、これも成約に大きく影響します。募集方法についてもインターネットや情報誌に頼るだけでは成約に至らない物件も多く、広告媒体もより重要になります。
わたしたちはこれらを充分に研究し、本当に求められている賃貸住宅を提案し、管理していかなくてはなりません。利回りを優先するあまり維持管理費や大規模修繕費がないがしろにされている建物への対応、空室率が高く競争力のない物件の改善、原状回復に関するガイドラインについての対応、変化していく慣習(敷金・礼金・更新料等)への対応、効率のいい室内リフォーム、安心できる建物管理、これらを当面の課題と考えております。