みなさんこんにちは-Vol.13
みなさんこんにちは。ビール、スイカ、花火、かき氷、夏真っ盛りです。SUDO NEWSがカラーになって今回で3号目、少しは見やすくなりましたでしょうか。
まもなく4年に一度のオリンピックがアテネで始まります。メダルをたくさんとれるよう、期待したいものです。
さて、毎年5月~7月は引越される人が少ない時期ですが、例年に比べ今年は特に顕著に表れました。一昨年は比較的空室が少なかったのですが、昨年から徐々に空室が増えてきました。地域によって差はありますが新築賃貸マンションの供給と分譲マンション売れ残りの賃貸化の影響により、需要と供給のバランスが崩れたのが大きな要因でしょう。賃貸派が増えているにもかかわらず、広告関係者の話では賃貸物件のインターネット登録も過去最高になったようです。しかし8月から秋にかけては第2のオンシーズン。長期空室を中心に成約に向けて最大限努力したいと思います。
インターネットが普及している中、ユーザーは写真や文字だけでなく、住みたい地域の詳しい情報も求めています。そこで、サイトを運営する側も物件情報だけではなく、終電時間やショッピング、公共施設などの情報を提供するようになりました。しかしインターネットの便利さの反面、多すぎる情報に戸惑っているユーザーも少なくないようで、最近では実際に住みたい地域の不動産会社を訪ね歩く人も増えているようです。このアナログ的な方法は、インターネットや本に登録されていない物件情報を入手でき、一番大切な「環境」を知ることができます。FAX、メール、電話だけでは真剣さは伝わりにくいですが、探しているお客様とお会いし、直接お話を伺ったほうがどんなものを求めているのかがはっきりします。
情報を提供する側「ユーザー中心の会社」「オーナー中心の会社」、それぞれが自分のことだけを考えるのではなく、よりコミュニケーションを持ち、グローバルで長期的な視点で、お互い協力し合って賃貸業界を盛り上げていかなくてはなりません。良い意味での競争は必要だと思いますが、手数料の値引きや安易な条件変更など、一時凌ぎの対策は長期的に見て、わたしたちとオーナーのためにはならないと思います。
インターネット普及のメリットは、情報を「いつでもどこでも気軽に」入手できること。デメリットは、情報が多すぎて混乱し、また情報収集を重視するあまり、自分でも何を求めているのかがわからなくなってしまうこと。インターネットも過渡期を迎えています。「どう提供するか」「どう利用するか」が今後のカギになります。ユーザーに対し私たちの一番の役割は情報提供ですが、「誠心誠意対応し、アドバイスし、提案し、意思決定の手助けをする」ことが大切なことと考えております。