みなさんこんにちは-Vol.19

平成18年、2006年戌年も早ひと月が過ぎました。まもなくトリノ冬季オリンピック、6月にはドイツでサッカーのワールドカップが開催されます。日本選手の活躍に期待します。

昨年の12月に入り気温が急に下がりました。ところで、みなさんは寒さを凌ぐために何か特別なことをしていらっしゃいますか。昨年夏のクールビズ、当社は特に対応しませんでした。確かに合理的なところもありますが、長年してきたネクタイを外す事は、気分が締まらなく、仕事モードになりません。また、外出から帰ってきた社員と、終日社内で仕事をしている社員との「体感温度差」があり、どちらに室温を合わせるか迷うところです。エコ対策と地球温暖化防止のため、私たちもこれらに「慣れる」ことが必要なのでしょう。そして今年の冬はウォームビズ、これは温かい肌着を身につける、ベストやセーターを着る等、個々に対応できると思います。「暑さ」を凌ぐのは難しいですが、「寒さ」は着るものと行動でかなり防ぐことができます。

夏のクールビズも冬のウォームビズも、四季がある日本ならではのものです。エアコンは春と秋は使用頻度が少なく、当然電気の消費量も少なくなります。また、夏と冬に「エアコンの温度を控えめに設定する」ということは酷使しないわけですから、故障が減り、修理や交換も減ることになります。設備のクレームが減るということはオーナーにとっては効率のいい賃貸経営に、当社にとっては合理的な管理業務にプラスになります。

以下は最近の協会ニュースです。参考になさってください。
1.消費者に誤解を与えないために「物件名称」に関する業界自主ルールを公正取引委員会が承認した。「マンションの名称に公園や庭園、旧跡名を付けるのは、300メートルの範囲内に限る」など。
2.昨年問題になった「耐震診断の有無」や「耐震診断に基づく耐震性能」を今年から重要事項の中に追加施行する方針を国土交通省が打ち出した。
3.内閣府は地震の「揺れやすさマップ」を作成した。
4.環境省はアスベスト(石綿)対策の一環として、面積に拘らず「全ての建築物の解体作業を届出の対象とする」と、大気汚染防止法の関係政令を改正した。

昨年の秋の契約本数は9月が多く10月11月は少なく、例年とやや異なった結果になりました。最近は引越する人の動きが読みづらくなっており、加えて昨年からの構造計算問題の影響によるマンション購入希望者の動向が今後の賃貸業界に影響を与えると思われます。

現在、引越オンシーズンに入りました。全ての管理物件、全てのお客さまに対する対応、今年も各部署、各社員、温度差の少ない業務を目指して行きたいと思います。