みなさんこんにちは-Vol.20

SUDO NEWS 第20号、おかげさまで初刊発行から5年が経ちました。ゴールデンウィーク中なのでバケーションの方も多いでしょうがみなさんいかがお過ごしですか。私たち管理会社は問合せやクレーム対応のため、連休中も交代制で勤務しますのでゴールデンというわけにはいかず、言わばブロンズウィークというところでしょうか。

毎年、新緑のこの季節は春の引越オンシーズンが過ぎて一段落、少しの安堵感と充実感とがあります。これから2~3ケ月間、賃貸業界は比較的落ち着きをみせる時期ですが安心してばかりはいられません。オンシーズンに成約に至らなかった部屋の反響状況を再確認し、成約に至らなかった原因を究明し、早期成約に向けて対策を講じなければならないからです。
半年ほど前から株価やゴルフ場会員権がやや値上がりを見せています。不動産価格も上昇傾向にあり、事業用物件の賃料も上昇しているところもあるようですが、住居賃料への影響はしばらく後になるでしょう。今年のオンシーズンは例年に比べ引越する人がやや少なかったようで、ユーザー(探している人)を中心に営業している賃貸会社には物足りなさがあったことでしょう。賃料が横ばい、または下降傾向にある場合、人替が少ないということは、空期間が少なく、修繕費も掛からないためオーナーや管理会社にとってよいことと思いますが、賃料が上昇傾向にある場合はその限りではありません。

「引越」は出費が嵩み、肉体的にも精神的にもエネルギーを使います。金銭面では契約金の他に、引越代、カーテンなどのファブリック代も掛かり、各種変更手続もしなければなりません。知人へのお知らせも必要です。さらに、環境に慣れ親しむまでの気遣いがあります。

本紙2頁の「最近の賃貸事情」でも触れておりますが、「引越をする理由」は仕事や学校の関係、現在の住まいに不満がある、気分転換、などいろいろあります。いずれの場合も新しい土地での生活には「夢」と「希望」があります。少しでもそのお手伝いができるよう、また、入居者の方が「安心して快適な生活」を送るために、生活の基盤である建物を維持管理してゆきたいと考えております。