みなさんこんにちは-Vol.23

2007年、今年も早1ヶ月が過ぎました。暖冬といわれていますが、やはりこの時期は寒い日が続いています。みなさまいかがお過ごしでしょうか。SUDO NEWSは夏号で7年目、身近で参考になる情報提供を目指し、スタッフ一同今年も奮闘して参ります。

これから引越オンシーズンが始まります。最近の傾向として、入居申込をして後日キャンセルするパターンが増えています。どの物件も、貸主側の承諾がなくては入居できないため、入居するかどうか迷っているが「とりあえず入居できるかどうかの確認だけはとっておこう」、または入居審査期間中に「気が変わったらキャンセルしよう」と考え、いくつもの物件に同時に申込をしているのでしょう。申込をした責任や約束事が軽視されつつあります。部屋探しをする人たちの多くは、猪突猛進とは正反対にのらりくらりしています。最近特にこの傾向が強いようです。物件情報はネットで自由且つ無料で入手でき、また直接話すことなくパソコン(メール)でのやりとりが多くなったことが原因のひとつでしょう。基本的には貸主側が物件にふさわしい入居者を選ぶのですが、結果は入居者側の最終結論が必要になるという矛盾を感じます。今のところ決定的な防御策はありません。確かに入居者側の立場で考えた場合、ひとつひとつ審査結果が出てから、次を探すことは時間がかかりすぎるため、複数の中から選ぶのは当然な成り行きかも知れません。

そこで、貸主側も保全策をとらなければならず、当社の場合、入居申込が入っても継続して募集活動を行っています。審査中も貸主様の承諾後も募集を続けます。募集を止めるのは契約締結後か、申込金または契約金の入金後としています。そのため、「入居申込がある物件への問合せ」に対する対応は非常にデリケートです。貸主承諾後はなおさらで、基本的には決った事を伝えますが、必ず契約になるとは限りませんので「キャンセルになりましたらご連絡いたします」と繋いでおきます。反響への対応次第で空室期間が長引いてしまう場合もあります。これからオンシーズンは問い合わせが多くなるため、特に気を使います。また、内見をしたお客様が申込をしない場合は、今後の募集方法に役立てるため、できる限り「その理由」を聞くようにしています。早期成約に向け、できるだけロスの少ない対応を常に心掛けています。

イノシシの年は想像の年と言われていますが、創造の年にもしたいものです。今年のSUDOは「まっしぐら」と言いたいところですが、当社は管理会社ですので、時には立ち止まり、時にはうしろを振り返りながら、右を見て左も見て、みなさんと共に、ゆっくり着実に歩んでゆきたいと考えています。

本年も「SUDO」と「SUDO NEWS」をどうぞよろしくお願いいたします。年頭にあたり、今回はSUDO NEWSスタッフを下記にご紹介させていただきました。