みなさんこんにちは-Vol.50

朝夕冷え込み、湯気がごちそうという季節になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

SUDO NEWSは年4回の発刊で13年目に入り50号になりました。そして今回の50号を機に、次号より4月と10月、年2回の発行となります。初刊から社員だけの手作りで、ご満足いただけるような内容とは言い難いのですが、皆様のお役に立てるようなNEWSを目指して参りますので、今後とも御笑読の程よろしくお願い申し上げます。

9月8日に2020年東京五輪開催が決定し、この喜びを共有できるのは都民だけではなく国民全員が感じていることと思います。オリンピックであこがれの選手や試合を生で見るのは映像の何倍もの感動がある事でしょう。また、夢を持ってスポーツをしている少年少女達が目標に向かって目を輝かせているかもしれません。

日本の優れた技術や文化、ホスピタリティを世界に向けて発信する機会でもあります。また、交通や建物のバリアフリー化と価値観のグローバル化が進み、誰もが住みやすい街「東京」、そして人に優しい国「日本」になることを切に期待します。

最近、当社は入れ替え工事の際にお部屋のアクセントになるクロスを取り入れていますが成約状況は予想通り順調です。業界全体で見た場合でも以前は一般的に好き嫌いのない無難なリフォームが主流でしたが、ここ数年は個性的な部屋造りに変化してきました。多種多様の情報や価値観が存在する現在においてこの傾向は自然の成り行きと考えます。万人が気に入らなくても個性を活かせるような部屋、独創的な部屋が求められており、居住人数が少ないほどこの傾向は強くなります。しかし、内装やインテリアは押し付けがましいのも問題であり、住む人が自分らしくコーディネートできる部分は残しておかなければなりません。

さらに趣味やライフスタイルで選ぶ「コンセプト型賃貸」、または学生割引や短期入居、家具付やお試し賃貸など条件で選ぶ「利用形態型賃貸」など、契約スタイルもニーズに合わせて変化しています。

マンションやビルが一般的に供給されてから数十年が経ち、今後その建物をどう生かすか、どう競争力をつけるか、環境と費用を含めさまざまな工夫がなされています。また、リノベーションか建替えかを検討するなか、耐震補強をしてアンティーク家具などと同様の価値と魅力を見出す動きも盛んになってきています。ヨーロッパでは古いマンションほど人気があるとも聞きます。欧米では当たり前のいわゆる100年住宅、日本でも普及していくことを望みます。