みなさんこんにちは-Vol.59
梔子(くちなし)の香る季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も異常気象による自然災害の発生が懸念されますが、予測不能な自然災害だけでなく、様々な事態に備える為に必要となるのが損害保険です。賃貸用住宅の入居者向けの損害保険では、基本となる火災保険に特約を付帯するのが一般的です。当社では入居者の方に家財保険と賠償責任保険をセットにした保険へご加入いただいておりますが、今春から入居者死亡時の補償を拡充した特約を付帯した新プランの提案を始めました。この新プランは、入居者の死亡による汚損・残置物損害について、入居者(被保険者)に賠償責任が生じた場合、オーナー(被害者)から保険会社への保険金請求が可能です。また、この特約を付帯すると、死亡による汚損損害の補償限度額が従来の30万円から50万円に増え、残置物損害についても別枠で50万円を限度に補償が可能となります。入居者(被保険者)死亡時の補償は、相続人に賠償責任が生じても相続放棄等で保険金請求がされず保険金が支払われないケースや、死亡事案によっては従来の限度額30万円を超える損害が認定されたケースも増えています。保険の特約を充実させることでこうしたケースにも対応し、オーナー様のリスク軽減に努めてまいりたいと思います。