Sudo’s WATCHING-Vol.4
■SECURITY ~女性の一人暮らしのポイント~
就職や独立、大学入学など、この春から一人暮らしを始められた女性の方も多いと思います。そこで今回は、安心して一人暮らしを楽しむポイントをまとめてご紹介いたします。
1.女性にとって安全な物件の選び方
■夜道の安全度を中心にチェック
・最寄駅と自宅の間に大きな駐車場や神社仏閣、工事現場、公園など人気が少なく、死角になるような場所はないか
・途中で不審な人物に遭遇したとき、逃げ込めるコンビニや深夜営業の店舗があるか
・近くに交番はあるか
・交通量が多く、歩道が狭い箇所はないか
・隣家の壁が接近しているなど、周辺から侵入されやすい場所はないか
・どの部屋に入ったか、外から見られないか
・エントランス周辺や外階段、エレベータ内、ゴミ置場など死角になる人目につきにくい場所はないか
2.安全に暮らすノウハウ
■とにかく鍵は閉める!
・ちょっとそこまで出かける場合でも忘れず鍵をかける
・帰宅後は必ずチェーンをかける
・雨戸が付いている部屋は夜間必ず閉める
・玄関ドアやサッシを二重ロックにする
・カーテンは厚手のもので覗き防止を!
・覗き防止のためカーテンは厚手のものを選ぶ
・バスルームの窓に覗き防止フィルムを貼る
・玄関ドアの郵便受には内側から黒いビニールなどをかけ外から覗かれないようにする
■外から見える部分に女性らしさを出さない
・出窓などに「ぬいぐるみ」などファンシーなものは置かない
・表札やメールボックスにはフルネームを表示しない
・外から見て女性の部屋と分からないようにする(赤やピンクのカーテンは避ける)
・ゴミ捨を工夫する
・ダイレクトメールなど個人情報が記載されたものは、細かく破るか家庭用の小さいシュレッダーを使用する(名前・電話番号・住所が読み取れないようにする)
・回収時間直前にゴミを出す
■郵便物はこまめに取り出す
・郵便物は盗まれないようにこまめに取り出す
・留守にするときは新聞配達を止める
・新聞や郵便物が溜まった郵便受は「留守です」と宣伝しているようなもの
■留守番電話には自分の声を入れない
・留守番電話の応答メッセージは、機械音声か男性の声にする
・ナンバーディスブレイ機能掲載の電話機を使う
■洗濯は昼間に
・洗濯機置場が屋外、もしくはコインランドリー使用の場合、夜間は洗濯しない
・洗濯中は近くにいて目を離さない
・洗濯物は中身が見えない袋で持ち歩く
・洗濯物はできるだけ外から見えないところに干し、夜間は干さない
・女性ものとわかる品はタオルで隠す
■その他
・管理人や近隣の人とコミュニケーションをとり味方になってもらう
・防犯ブザーを携帯する
・セキュリティ機能が付いた玄関キーにする・ピッキングセンサーやサイバーアイなどの防犯グッズを利用する
■テレビのコンセント
先日、契約したお客さまから「テレビが映らないんです。買ったばかりなので故障していないと思うのですが…」と、電話がありました。
早速、訪問して見たところ、なんとアンテナ線が接続されていませんでした。アンテナを接続したら、当然ですが、とてもキレイに映りました。
入居者に原因を知らせると、気恥ずかしそうに恐縮していました。お客さまがひとり暮らしが初めてという入居者でしたので、出張費は請求せずサービスしました。
このことを先輩に報告したところ、「コンセントは差し込んでありますか?」「アンテナは接続してありますか?」「いつ頃から映りが悪くなりましたか?」「テレビはいつ頃買いましたか?」これらを電話があったときに確認していればその場で事は解決したよ。と言われ納得しました。加えて、「設備関係のクレームの場合、まず『何が原因か』を冷静に考えるのが大切。慌てて行動するのはいいことではない」と注意されました。
もしアンテナ不良であれば他の部屋も映りが悪いはず…。自分としては誠意を持って対応したつもりなのですが、今回はかなり無駄をしてしまった気がします。勉強になりました。
2002年5月9日 | SUDO's WATCHING | ページ先頭へ