Sudo’s WATCHING-Vol.17

■2×4工法

2×4(ツーバイフオー)工法とは、軸組壁工法の通称で一般的に2インチ×4インチの材料を使用していると思われていますが、実際は1と1/2インチ(38㎜)×3と1/2インチ(89㎜)の材料が使われています。他には2×6(140㎜)、2×8(184mm)、2×10(235㎜)、2×12(286㎜)等があり、用途に応じて使い分けされています。在来工法(柱と梁とすじかいが主要な部材で,地震の水半力にすじかいで耐える構造)と大きく違うのは、壁(面)で建物を支えています。また、在来工法は通し柱を建て棟までいっきに施工しますが、2×4工法は1防床→1階壁→2防床→2防壁→天井→屋根というように順番に施工します。この為、長い材料を使用しなくてもいいので狭い敷地内での作業が可能です。使用箇所に応じて釘が色分けされているのも違いのひとつです。

2×4工法の住宅は断熱性に優れ、長期にわたり安全に使用できる商い性能(耐震性、耐火性、耐久性など)を有します。優れた断熱性により居住にともなう使用エネルギーを削減でき、しかも高い耐久性により住宅を長持ちさせることができるので、建設から解体にいたるまでの長い年数の間に発生するC02(二酸化炭素)の全体量を削減できることから、環境にやさしい住宅と言われています。

平成7年1月の阪神淡路大震災の後に日本ツーバイフオー建築協会が実施した2×4住宅8千棟あまりの震災被害程度調査では、全壊は皆無に等しく、2×4工法の優れた耐震性が大きく取り上げられました。また、新潟県中越地震でもツーバイフオー住宅が被った被害程度の調査を行いその結果、全・半壊の住宅は皆無で、99.4%の住宅は当面、袖修なしでもそのまま居住することに支障なしとの結果も出ています。

■夏の風物詩

夏祭りや花火大会で定着している「浴衣」は、平安時代の貴族が注脚する際に身にまとっていた麻の単の着物、湯帷子(ゆかたびら)から始まります。平安時代には蒸し風呂でしたので、水蒸気での火傷を避ける為、又、寺院に設けられた浴室で肌を見せてはいけない、と身に着けたのが麻の湯帷子でした。

江戸中期には大衆浴場が流行りましたが、やはり形態は蒸し風呂でした。江戸後期に湯を張るような風呂となり、湯帷子の素材も綿に変わり、湯上りの湯気を吸い取るバスロープのような役割として使われました。同時に(ゆかたびら)の(びら)を取り、(ゆかた)と言うようになりました。その後、大衆浴場が普及するにつれ、庶民の間でも湯上りに、やがて風呂の後の夕涼みに着るようになり、そのまま寝屋の着物になっていきました。浴衣で外出したり、縁日に行くようになったのはごく最近のことのようです。

■インターネットによる振込み

入居者への返還金、工事業者への支払い等、金融機関への振込み、どうされていますか?その度に銀行へ足を運び順番を待つ、雨の日や替い日などは出掛けるのも嫌になります。今はほとんどの金融機関でインターネットによる振込サービスを実施しています。振込みはもちろん、残高照会をリアルタイムに確認することが出来るため、記帳せずに入金を確認する事や過去の振込履歴照会も可能なので大変便利です。何より、注目すべき点は手数料。窓口での振込手数料は(金融機|抑こよって違いはありますが)840円が主流ですが、インターネットによる振込みはその半分以下で済みます。指定の書類に記入し郵送するだけでアクセス可能となりますので「ご自宅からインターネットによる振込み」を検討されてみてはいかがですか。

■社員の独り言 ラスト!かな?

「危機管理」とか「リスクヘッジ」…聞いたことありますね。ん~…「起こりうるリスク(トラブル)の程度(可能性)を予測して予めそれに対応出来る体制を取って備えること」とても言うのでしょうか。トラブルやクレームには2種類あります。「事前に策を取っていれば回避出来たもの」と「やむを得ないもの」です。さらに前者には「大きなミス・忘れとは言えないが、後になって思えばもう少し突っ込んでやっておけば回避出来たかな、と反省するもの」と「単純な忘れ」があります。まあ、どちらにしてもイザ起こってしまったことは仕方がない、あとはキチンと詫びるところは詫びて名誉挽回するために努力することです。この「詫びる」がポイントです。世の中人に詫びることが出来ない人が如何に多いことか。言い訳したくなる気持ちもわかりますが、人に頭を下げられない人は「勇気の無い人」でしょうね。「ミスった」後にきちんと対応すれば、場合によっては以前よりも信頼して頂けるようになることもあります。人間は忘れる(ミスをする)動物なのです。…言い訳ではないですよ(タジタジ…汗)。忘れがないように普段から当然工夫はしております、ハイ。ハード面の危機管理云々はマスコミでも取り沙汰されていますが私共の仕事で大切なのはやはり「ソフト面」、「対応」ひとって良くも悪くもなるものです。長くなりましたが、今回私が言いたかったことは「ミスっても本人の努力次第で名誉挽回は出来る!」ってことです。では!失礼致します。一社員