Sudo’s WATCHING-Vol.18

■リフォーム工事トラブル

住宅リフォームにおけるトラブルが多発しており、その内訳は『屋根工事(約22%)・増改築工事(約16%)・塗装工事(約16%)・衛生設備工事(約14%)・その他工事(約32%)』。川尻生活センターヘの苦情や相談はここ10年で約4倍強増加していると発表されています。

リフォームエ事は新築工事と違い、請負金額500万円未満の場合、法律上の許可・資格は不要の為悪営業往々経験・知識の無いニワカ薬礼が多数参入してトラブルを引き起こしています。そこで、次の点にご注意ください。

①TV・広告でよく目にする薬礼だから安心→トラブルの原因でトップを占めるのが訪問販売に関する事です。「TVでおなじみの…」「付近で工事をしているので…」「特別キャンペーン中です…」などは要注意、営業マンのお決まり文句です。

②無料で点検してくれた薬礼に依頼→「屋根を診断させてください。」と言って半ば強引に上がり、見えない瓦を割ったりする薬礼もいます。これが「検査・点検商法」と言われるものです。 ③安いので依頼→「通常価格の○○%引き」など価格のみを強調する業者、極端に安い価格を提示する薬礼は要注意。目視出来ないところで粗悪な資材を使用したり、手間代の安い未熟な職人を使ったり、また、手抜き工事で利益を捻出していると考えられるからです。後日不具合が生じても対応しないことも多く、所在不明になっていることさえあります。

上記の点に十分注意して信頼できる業社を選ぶことがトラブル回避の一番の近道です。

工事部 山口政勝

■新入社員のある思い

時が経つのは早いもので、入社して10ケ月、あっという間に月日が過ぎてしまった。最近、私は車両管理を担当することになり、定期的に車をチェックしているのですが、どの車も長年使い続けているので、傷がない車はありません(かわいそう…)。また、それぞれの車には特徴があって、パンクの回数が多い車、全然異常がでない車、走行距離が少ない車…様々です。同じ時期に使い始めた車でも随分差が出るものですね。時々、生き物のように思えてくるときがあります。長年使っている車は傷が多くても、とてもかわいく見えます。建物も同じなのではないでしょうか。新築は綺麗で立派、それに比べ占い建物は見劣りします。でも逆に築年数が経っているものほど、味が出てくることもあります。

ある国では、築年数が100年以上の建物も多く、築年数よりもリフォームの仕方に重点が置かれて取引されていると間きます。なるほど、この発想はおもしろいと思いました。そういう建物のように自分も成長してゆきたいと思います。でも人間の場合、リフォームできません…くやしいです。

■秋葉原

何かに夢中になっている人達が今「オタク」と呼ばれています。昨年「電車男」という本が爆発的に売れてから映画にドラマに注目されています。「オタク」、個人的にはあまりイメージがよくなかったのですがよく考えてみると人と接するのが下手で、ひとつのものに夢中になりすぎてしまうだけなのかなぁと、考え直しました。「アキバ系」や「オタク」はある意味でプロフェッショナルな人たち。何かに夢中になり、極める、これからはこういう人たちが日本を動かしていくとまで言われています。今やパソコンや電化製品が生活必需品ですので、それも納得です。筑波研究学園都市と秋葉原を45分でつなぐ「つくばエクスプレス」も開通し、「秋葉原」が渋谷・新宿と並ぶ日もそう遠くは無いでしょう。9月にオープンした電化製品の「Yカメラ」は入場客か4日間で100万人を突破し「愛・地球博」並だったそうです。私も新しい物好きですが、ハイテクなものばかりに囲まれて生活するのは、なんだか少し淋しい気もします…。

■ゴミになるサンマ

入居者管理業務で、神経を使うのがゴミ置き場の管理。分別が細分化されましたが、相変わらず収集日と時間、分別を守られない事があります(中には粗大ゴミまで捨てられる)。放っておくとガラスやノラ猫に荒らされ後始末が大変。美観も損ねてしまい、悪臭で近隣にも迷惑をかけてしまいます。
散乱したゴミを見てみると、今秋は秋刀魚が多かったこと(安価で、しかも美味しかった)、そしてどのご家庭も内臓を捨てていることに気付きました。内臓はビタミンΛが豊富な上、ビタミンBI・B2・C、ナイアシンまで含まれているので栄養満点、食べなければ損です。あぶってカリカリにした骨を食べればカルシウム・リン・鉄分・ミネラル・ビタミン・良質な脂肪を摂取出来ます。

これら栄養豊富な部分をガラスやノラ猫に与えてしまうと、さらに元気になってゴミ荒らしに戻って来るのでは?ゴミ置き場の「防護ネット」や「清掃」は当然必要ですが、視点を変えてゴミを減らす工夫が必要だと思います。まずは我々人間がしっかり栄養を摂り英知を養いたいものです。