Sudo’s WATCHING-Vol.31

■メーカーの修理対応可能期間

住宅の設備機器には一般的に「耐用年数」が設定されています。しかし、実際には使用の仕方や頻度、メンテナンスによって大分差が出ることがあります。また、いわゆる「当たり外れ」も存在するようです。

修理については、生産終了後7~9年を目安とした「部品保有期間」がメーカーごとに設けられています。期間を過ぎた場合は、在庫がある場合に限り対応が可能です。同じ製品でも、不具合箇所によって修理対応の可否が変わってきます。特に、不具合が多く発生する部品は在庫が無くなりやすく、1ヶ月前に修理できても、今回は修理できないということがしばしば起こります。

また、昨今の様々な事情でメーカー自体がなくなってしまうこともあります。その場合でも、すべて修理不可能となるわけではなく、修理を引き継いでくれる会社が現れる場合もあります。
設備機器を購入するときは、機能や耐用年数だけでなく、可能であれば部品保有期間を確認しておくことも経費削減のひとつの方法でしょう。

工事部 祖谷

■大切な準備運動

仕事中、クルマで皇居周辺を走るとジョギングしている人をたくさん見かけます。3月に行われる東京マラソン大会への出走希望者が毎年増えている事からも分かるように、ジョギング人口が年々増えています。理由は、ジョギングによる有酸素運動はとても健康に良く、ダイエット効果もあり、道具も不要なのでお金がかからないから。これほど気軽に出来る運動は他にはないでしょう。

しかし、同時に怪我をする人も増えているそうです。その多くは急に身体を動かし筋肉痛や関節炎を起こしてしまい、最悪の場合は靭帯やアキレス腱を断裂する事もあります。

ジョギングに限りませんが、どんなスポーツをするときでも必ずストレッチを行う事が大切。身体を軽くほぐすだけと思われがちなストレッチ、実は怪我防止の一番の方法で、プロのスポーツ選手は必ず実践しています。(ラジオ体操が最も有効なストレッチだそうです)

せっかく身体の為に行っている運動も、怪我をしたのでは本末転倒。初心者ランナーも熟練者も楽しいジョギングライフの為に、まずは膝の屈伸からスタートしましょう。

賃貸事業部 内藤

■湯たんぽ

就寝時に蒲団の中が冷たく、足が冷えてなかなか眠れない時の味方「湯たんぽ」が、最近のエコブームで大人気。

自然な程よい温かさのためリラックスでき、寝付きも良くなるそうです。また、乾燥する電気毛布などと違い皮膚にも優しく、筋肉の緊張を緩和し、血行不良予防にも役立ちます。灯油は不要、お湯を沸かして入れるだけなのでガス代や電気代が少しで済み、「環境にもお財布にも優しい」。湯たんぽは寝る時だけではなく、オフィスで足元が冷える時や、外出時、腰の冷えが気になる方、また、車の中でも活用できます。

実際に私も、購入したのですが、一人暮らしをしている身としては、心も体も温まる、そして電気代も節約できる力強い味方です。皆様も、是非試してみてはいかがでしょうか。

総務部 田井

■夜間対応

当社では、管理物件の夜間緊急時に備えて「24時間緊急対応」をしています。緊急性については個人それぞれの見解がありますが当社では、「水漏れ」「断水」「排水の詰まり」「鍵の紛失等で入室できない」、原則としてこの4種類に定義しています。緊急対応とは応急処置、一時対応のことで、さまざまな連絡が入りますが夜間のため対応には限界があり、部品が無い場合など、すべてのものがその場で復旧できるわけではなく二次対応を含め翌日以降の対応になることもあります。

中には理不尽な要求をしてくる入居者もいます。一例ですが、「お湯が出なくなった!明日受験なのに風邪をひいたらどうするんだ!」「エアコンが故障した、こんな部屋にいられない、ガス暖房か電気暖房器具を持ってきてくれ!」「給湯器が故障してお風呂に入れないのなら、ホテル代を出してくれ!」

入居者に対して不愉快な気持ちを与えずに対応していきたいと思いますが、緊急対応は、入居者の故意過失が原因でない場合、オーナー様に費用をご負担いただくことになりますので緊急必要性の判断が大事です。

その他、エレベータ・火災・満減水については24時間、警備会社とオンラインで繋ぎ、異常をいち早くキャッチし現場に向かえるよう対応している物件もあります。

これからも入居者とオーナー様に対して昼夜を問わず「迅速な対応」を心がけたいと思います。

メンテナンス部 片寄