Sudo’s WATCHING-Vol.35

■内窓増設

マンション生活の悩み項目として『騒音』と『結露』があります。
「騒音」の多くは、窓からの出入りで、主な騒音・環境の例は下記の通りです。人は騒音の数値が現在より10dB下がると半減したと感じるそうです。

40~60dB:日常の騒音範囲
60~80dB:街頭程度の騒音(うるさい)
80~100dB:幹線道路の交差点・地下鉄車内程度の騒音(極めてうるさい)
100dB以上:電車のガード下・車両の警笛程度の騒音(聴力機能に障害)

一般的に防音対策には、二重サッシ、ペアサッシ、ペアガラスが効果的ですが、これらは外気と内気の温度差が原因で発生する冬の「結露」にも効果的です。また、ガラス1枚のサッシの場合、直接外気と接しているため室内の空気も冷やされてしまい、暖房も効きづらくなってしまいます。

この「防音」と「結露」を解消し、「暖房効率」を高めるためには「内窓」を設置することも効果的です。気密性がよくなり空気層も増やし騒音数値を著しく下げる事ができ、また、結露を抑えてカビによる健康面の不安も軽減できます。空調効率も良くなるので『省エネ&エコ』になります。最近では簡易的に取付け可能な製品もサッシメーカーから発売されています。

当工事部も充分に検討した上で、積極的に提案させて頂こうと考えております。

工事部 山口

■カラーコーディネイト

先日、インターネットで物件を検索していた時、一目ぼれした物件があったのでご紹介いたします。この物件、駅から徒歩20分、築26年と、条件的には魅力があるとは言えない物件でしたが、とにかく内装が素敵なのです。お洒落な対面型システムキッチンに、全体の壁や収納スペースの色が、白と、薄い黄色で統一されていて、明るくとても心地よい部屋に見えました。西欧の家ではよく、壁を薄いピンクにしたり、黄色にしたり、水色にしたりしているのを見ますが、日本ではとても珍しいと思いました。

色には様々な作用があり、寒色系の部屋より暖色系の部屋の方が体感温度は2度高く感じるそうです。また、寒色系より暖色系の部屋の方が、時が経つのが長く感じるそうです。家具なども重さ、軽さ、大きさ、距離感覚なども色によって異なります。カラーコーディネイトされた素敵な物件に住めたら、家事一つ一つがとても楽しくなるような気がして、ワクワクしてしまいました。

システム管理部 佐川

■凧揚げ

新年から早1ヶ月が過ぎましたが、「みなさま明けましておめでとうございます」お正月といえば「おせち料理」「お年玉」など、それぞれ思いつくものがあるかと思いますが、私は「凧揚げ」が真っ先に思い浮かびます。子供の頃、お正月には毎年自宅近くの河川敷で友達と凧揚げをして遊んでいました。幼心のためこのまま空を飛べてしまうのではないかと思いハラハラしながら凧を揚げていたのを思い出します。

凧揚げの歴史はとても古く千年以上も前に中国から伝えられたと言われています。当初は凧の揚がり具合で吉凶を判断する宗教的な占いなどで使われ、江戸時代になって和紙の普及と共に子供の遊びとして広まったそうです。しかし最近ではお正月に凧揚げをする子供は少なくなっています。なんだか寂しい気もしますが、わざわざ寒い所に出て遊ばなくても今は家の中で楽しめるゲームがたくさんあるからでしょうか…。将来子供と一緒に正月には絶対凧揚げをしたいと思っています。

賃貸事業2部 幡野

■パーキングエリア

高速道路の料金が安くなったので車で旅行をする機会が増えました。車での旅行は移動に時間がかかりますが、飛行機や新幹線に比べ拘束が無く、好きな時好きなところに立ち寄れるので気ままに旅行を楽しむことができます。

以前は車での旅行に対して移動時間を楽しめずに消極的でしたが、最近は、運転に慣れたことと「サービスエリア」や「道の駅」が充実していることもあり車の旅がより楽しくなりました。

以前のサービスエリアやドライブインは、単なる休憩場所でしかなかったように思いますが、最近は付加価値をつけたところが増えました。一般道にも「道の駅」が出来始め、休憩場所としてだけではなく、地元でとれた野菜や果物を卸価格で販売したり、その特産品を使ってご当地オリジナルメニューやグッズを販売したりと、地域の魅力をふんだんに発揮しています。中にはプールや温泉などが併設されているところもあります。また、ほとんどのパーキングエリアについて言えるのはトイレが綺麗なこと。ウォシュレットまで付いているところもあります。
「サービスエリア」や「道の駅」の充実は、旅行者にプラスアルファの楽しみを与えてくれます。そして地元地域の活性化にも一役買っているようです。

今年もあちこち車の旅をしてみたいものです。もちろん安全運転最優先で。

不動産部 前田