Gourmet-Vol.26 南麻布 「ぎんざ大新」

今回は、天ぷらのお店「ぎんざ大新」をご紹介させて頂きます。その名のとおり以前は銀座にありましたが、現在は南麻布で営業しています。名物「金ぷら」とは天ぷらの衣に卵の黄身を使用し、その色合いから名づけられました。お昼も営業、夜は完全予約制で、店主の鈴木さんが毎朝築地へ出向き、新鮮な魚や旬の野菜など、最高の食材を選んできます。プリプリの車海老と身の厚い帆立貝、甘味が詰まった小玉葱、活き活きのハゼ、生雲丹の大葉と海苔巻き、アスパラ、銀杏、椎茸の海老肉詰めの金ぷらを頂き、最後にかき揚げ丼で大満足。

素材も然る事ながら、継ぎ足し使用している極上の胡麻油には旨みが染み込んでいて、金ぷらは何もつけなくても香ばしく美味。また、食材に合わせて塩、カレー粉、すだち、天つゆをつけるとより味をひきたてます。

一度来店した外国のお客様から、来日前に国際電話で予約が入ることもあるそうです。
みなさまも是非、天保年間(1830~1844)創業、老舗の味をご賞味ください。


左:ほたて貝のてんぷら
右: 「残さず食べてくれるのが嬉しいですが、食べ方はご自由にどうぞ!」と笑顔で話す、店主の鈴木さん

金ぷら割烹 ぎんざ大新

住所:港区南麻布5-16-11
電話:03-3443-0314
営業時間:昼AM11:30~PM2:00
夜PM5:00~〔夜は2~7名様迄の予約貸切制〕
(土・日曜・祝日定休)