2018年12月のSUDO NEWS

SUDO NEWS Vol.60(2018/12/19)

みなさんこんにちは-Vol.60

 もうすぐ平成最後の年末年始を迎えますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?来年5月1日に即位の礼が行われ、平成が終わり、新元号となります。元号とは年号とも言い、世界で唯一、日本だけで使われており「明治」「大正」「昭和」「平成」どの元号においても、平和やより良い政治などの意味があるそうです。しかし、通年の表記ではないため計算がし辛かったり、新しい元号になる度にシステムを入れ替えなければならなかったりと不便も多く、西暦で事足りると元号を不要とする動きもあります。確かに様々な書類で使用されてきた和暦が徐々に西暦へとシフトしているようにも感じますがTwitterなどによるSNSでの世論調査では約8割の人が元号は必要であると回答しており、日本の文化として残すべきだと考えているようです。日本独自の文化であり、伝統である元号を大切にし、未来へ引き継ぐことも必要な事ではないでしょうか。江戸後期以来およそ200年ぶりとなる天皇の退位は近代で初めてであり、天皇と上皇が同時に存在する新しい時代となります。新元号を迎えた翌年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定です。スポーツだけでなく日本の文化や伝統が世界中に発信されていくのは楽しみですね。

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コラム-Vol60 シェアリングエコノミー


シェアリングエコノミーとは「個人が保有している遊休資産の貸出を仲介するサービス」です。これは大きく分けると物、場所、人、移動の4つがあり、まだまだ広がりを見せています。SUDO NEWSでは(2009年)vol.33で自転車のシェア事業が登場するかもしれないと掲載しましたが、今では珍しくないサービスとなりました。実際、当社管理の駐車場を利用したレンタルサイクルも登場しており「所有」から「シェア」へとシフトしていく時代の流れや価値観の変化は緩やかに、しかし確実に進行しています。「豊かさとは、モノを所有すること」という産業革命以降続いた価値観が終焉する歴史的な瞬間を、目の当たりにしているのかもしれません。法整備が間に合っていない側面をクリアすることが求められますが、賃貸経営にも多大な変化をもたらすのではないかと考えています。これからも拡大を続け、思いつかないようなモノまで「シェア」する時代になるのでしょう。今後も注目していきたいと思います。

Sudo’s WATCHING-Vol60

■キャッシュレス

 公共料金などの支払いをクレジットカードや口座振替にしている方は多いと思いますが、普段の買い物は現金が主流ではないでしょうか。キャッシュレスがあたりまえの国では小さな屋台でもスマホなどで決済することが可能で、現金支払いを断るお店もあるそうです。現金の取扱いが少なくなると、金銭のやり取りがないことで会計がスムーズになるという利便性はありますが、停電などの影響で決済が出来なくなる危うさを理解しておかなければなりません。世界と比べると、まだまだ現金主義な日本ですが決済方法の選択肢は急速に広がっており、キャッシュレス可能なお店は増えています。決して遠くない未来、私たちも現金を持ち歩かなくなるのかもしれませんね。
総務部 柿澤

■記録的短時間大雨情報

 ここ最近、よく耳にする言葉だと思います。これは気象庁が発表する防災気象情報のひとつで、1時間の雨量が地域毎に定められている基準を超え、災害発生につながるような稀にしか観測しない雨量である事を知らせています。つまり土砂災害や洪水などの危険性が高まっているということです。近年では地球温暖化によるゲリラ豪雨や台風などが原因となり、記録的短時間大雨情報の発表が増えており、自治体ごとに様々な対策がとられていますが、とても充分であるとは言い難い状況です。今後も国や自治体の対策が改善されない以上、我々一人ひとりが水害に警戒する必要があります。自然災害から身を守るためにも、日頃から防災意識を高めておきましょう。
賃貸事業3部 黒﨑

■100年に一度の再開発

 若者の街というイメージの強い渋谷ですが、近年さらなる発展を目指し、駅周辺では100年に一度の再開発が進められています。2019年秋には西口にショッピング施設や外国企業向けのオフィス、空港リムジンバスの発着場と観光支援施設の整備が予定されており、さらに同年度中に渋谷最大級の複合施設である、渋谷スクランブルスクエアの開業も待ち遠しいです。他にも電車のホーム移設など…建設計画はめまぐるしく進行しており、若者の街は一体どんな風に変わるのでしょうか。利便性の向上が期待され、訪れる度に新たな発見があるのは楽しいです。しかし一方で集客によるホテル不足や災害時の対応等、同時に予測される課題の対策を講じるべきだと思います。
業務課 荻原

■結露

 寒くなると窓や玄関ドアが濡れている…木造住宅よりも機密性が高いマンションは換気用の窓や換気扇が少なく、結露が発生しやすい環境といえます。結露対策の効果的手段はとにかく換気をすることが重要ですが、暖房が届かない押入れやクローゼットには注意が必要です。換気が困難な場所の結露を放置すれば、カビの発生などに繋がります。換気扇を常に稼働させ、出来る限り空気の入れ換えを行いましょう!マンションは『換気しづらい』短所を抱えていますが、気密性が高いというのは冷暖房の効率が良いということです。どんな住まいも完璧ではありません。快適な生活を送るためには長所と短所を把握し、対策を立てることが大切です。
工事部 山口

■チームプレー

 2018年夏の高校野球100回大会にて、秋田県代表の金足農業高校フィーバーが記憶に新しいかと思います。同校は県立高校でありながら吉田輝星投手を筆頭に、予選から甲子園の決勝まで9人で戦い抜くという粘り強さを見せ、準優勝という輝かしい成績を残しました。私自身も高校球児でしたから、県立高校が甲子園の決勝まで上り詰めるということは、ずば抜けたチームプレーが必要であったと思います。チームプレーは日々の業務においても縦横の連携など、とても大切なことだと改めて思いました。私も須藤建設株式会社というチームの一員として、オーナー様に更に満足して頂ける仕事が出来るように日々、努力して参ります。
賃貸事業2部 大倉

編集後記-Vol60

「平成最後の○○」という言葉に食傷気味という方もいらっしゃるかもしれませんが、でもそれもあと少し。
皆さまそれぞれの「平成」を振り返ってみてはいかがでしょうか。