Sudo’s WATCHING-Vol.28

■査定

お客様から不動産の売却依頼があると、まず現地を確認し査定書を作成いたします。案件は一戸建て・土地・分譲マンション・一棟のマンション、アパートなどさまざま。査定する際は近隣の販売事例、成約事例など参考にしますが、事例だけに惑わされない相場観(物件の特殊性や売主の希望、取引時期)も重要なポイントです。

売却依頼の際はできるだけ高く売り、購入依頼の場合は安く良い物件を紹介したいと思っております。しかし、取引とは価格に対する相反した売主と買主の希望を取りまとめることであり、そこには駆け引きも存在するため常にフレキシブルに対応しなければなりません。

売却する理由は「相続」「買換え」「換金」「所有していることが煩わしい」などさまざまですが、その理由によって査定価格が異なる場合があります。また、総合的に判断し、「今は売り時でない」「所有していた方が得策です」というアドバイスもしなくてはなりません。今後もお客様に適切なご提案ができるよう日々努力して参りたいと思います。

不動産部 山下

■心機一転!

この時期は、入社や入学の頃の気持を思い出します。

新緑を眺めながら、今年度も気持新たに頑張ろう!!!英語を喋れるようになろう!スポーツも毎日しよう!などなど思い浮かべ計画表を作成します。具体的には…英単語一日50、毎日1時間走る、毎日自炊するなど。一週間から長くて一ヶ月位は続くのですが、毎年三日坊主になってしまいます。ある本によると、新しく何かを始める時、つまり0から1を作る時は、1から2を作る時の何倍ものエネルギーが必要なので、始めの1ヶ月は思った事の半分出来れば上出来なのだそうです。三日坊主にならないようにする為には、無理な目標を立てず、たとえ小さな目標でも、何度も達成感を得ていく事が大事なのだそうです。今年こそ「継続は力なり」を実感したいと思います。

システム管理部 佐川

■体内時計

ゴールデンウィーク中、海外旅行にお出かけの方も多いと思いますが、つき物なのが『時差ぼけ』です。つまり『体内時計』が乱れて、睡眠障害、消化器の不調、めまいなどの症状が起きてしまうことです。

最新の研究によると体内時計のサイクルは24時間10分だそうです。通常は毎朝起きた時にこの10分のズレを調整して自然に生活しているのですが、中には上手くリセット出来ない人もいるそうですので、時差ぼけにも有効な体内時計リセット法をご紹介いたします。

①起床後2時間以内に20分~30分朝陽を浴びる。曇っていても大丈夫ですが午後に浴びる光にリセット効果はありません。②起床後、活動状態に移り易くするために軽めの運動と食事をする。朝食はエネルギーに変りやすい肉系タンパク質が良い。③寝室は東か南向きにし、朝陽を浴びて目が覚めるようにする。④深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)、この2種類の睡眠1セットの周期は平均90分ですので、90分の倍数時間で起床する。

体内時計をリセットして心身共に気持ちよく毎日をスタートしたいと思います。

システム管理部 坂野

■民事裁判は公平?

その裁判には、最初から不条理さを感じていた。5回更新している常習滞納者、ゆえに前回の更新の際、連帯保証人の変更を条件とした。しかし、しばらくするとまた家賃滞納が始まり、ある日突然「部屋に不具合があるが、修理してくれない。」と、弁護士をたて損害賠償を要求してきた。当社も賃貸人も寝耳に水。過去の不備はその都度直ちに修理している。

次は「未納家賃は損害賠償金と相殺してくれ」と内容証明郵便を送ってきた。賃貸人と協議して「滞納賃料の支払」と「信頼関係の破壊」を理由に明渡しを求める訴訟を提起した。

裁判第1回は、相手弁護士の「原告の請求を棄却する、理由は次回提出。」で終了。第2回は、相手弁護士が内容証明と同じ事を主張して終了。相手は裁判を引き延ばして、追い出されないようにしている。進行の鈍さに苛立つが、裁判は感情的になってはいけない。

第3回、裁判官は進行を法廷から裁判官室での準備手続に移す。ここでは和解の話合いがなされる事が多いが、相手弁護士は和解を断った。裁判官は、両弁護士にどう進行するかを尋ねる。相手弁護士は、損害賠償請求の対象になる事実を証明できないため、裁判自体をうやむやにする作戦を取っている。この時、相手の損害賠償請求を棄却する上申のチャンスがあったと思うが、裁判は証人尋問へと進行して行く。第4回、双方の証人が決定し次回は証人陳述…。もうしばらくかかりそうだ…。

システム管理部 小林