Sudo’s WATCHING-Vol38

■住宅用火災警報器

SUDO NEWS 24号でも取り上げましたが、消防法の改正により新築中古を問わず全国一律に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。設置期限は市町村の条例で制定されており、設置場所や方法も異なるため所轄消防署の確認が必要です。

当社もオーナー様からの設置依頼を多く頂いております。まずは図面等で消防署に取り付け場所と個数の確認をしますが、消防署に出向き確認しなければならないこともあります。

入居者に設置日のお知らせを配布し、当日の在宅確認と時間の調整を行います。取付け面がコンクリートとボードでは作業時間が異なり、時には家具の移動も必要となります。また、設置前と設置後の写真を撮り、オーナー様に報告書を提出します。

現在は未設置に対する罰則規定がなく、消防設備点検においても点検項目から除外されていますが、将来的には貸主側の責任が問われる可能性もあり、罰則も考えられます。さらに設置の有無が成約率に影響を与えることになるでしょう。

メンテナンス部 山下

■住まい探し

お部屋を探しに来られる方は実に様々な要望をお持ちです。一人暮らしをされる女性の場合は家賃や広さに加えて、駅からの距離、セキュリティ、バストイレ、洗濯機置場、収納等、慎重に物件を探されているようです。

現在、私自身も一人暮らしをしています。昨年末の忙しい状況の中、部屋を探したのですが、出来る限り妥協したくなかったので1日10時間を費やし10件以上の物件を内覧してから決めました。

毎日の仕事の中でいろいろな物件の図面や写真を目にしますが、自分を入居者の立場に置き換えて間取りや写真に見入ってしまいます。「この設備いいなぁ」、「洗濯機置場バルコニーかぁ」など、物件のメリットやデメリットを考えすこし楽しんでいる自分もいますが、物件を客観的に見られる目も養ってきたように感じます。これからも、知識を身に付けながら、自己成長していくことに日々喜びを感じつつ業務に励みたいと思います。

私が次に引越しをする時は主観的に且つ客観的に、また効率よく物件探しができるかなぁ…

システム管理部 渋谷

■ハロウィン(Halloween)

パレードとして国内最大のものは3,000人が仮装するJR川崎駅前の「カワサキ・ハロウィン・パレード」です。

ハロウィンの原点はケルト人が秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な行事です。11月1日のカトリックの聖人の日である万聖節(All-Hallows)の前の晩に行われ、「All-Hallows-Eve」を短縮してHalloweenと呼ばれています。古代ケルトでは、1年は11月1日~10月31日で、新年の初めである11月1日に悪い精霊や神が現れ、大晦日の10月31日には死んだ人の魂が家族の元へ帰り、さらに悪霊や魔女が街をさ迷うとも言われ、死者の霊や悪霊たちが家に入らないよう、カブをくり貫きかがり火をたいたのです。

しかし現在では宗教的な意味合いはほとんど失われ、欧米、特にアメリカで民間のお祭りとして定着しています。カボチャ(アイルランドや英国ではカブ)をくりぬいて中にロウソクを立てた「ジャック・オー・ランタン」を作ったり、子供たちが魔女やお化けに仮装して、近所を回り「Trick or treat(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えてお菓子をもらったりします。

当社は外国人が多く住む南麻布にあるため、ハロウィンの日には仮装しているかわいい子供達をたくさん見かけます。今年も楽しみです。

総務部 元山

■備えあれば憂いなし

みなさん防災の日には家庭や学校、各自治体等で避難訓練や防災グッズの点検をなさったことと思います。地震大国日本に今後マグニチュード7.0前後の首都圏直下型地震が起こる確率は70%と予測されています。

阪神淡路大震災の際、倒壊によって建物内に閉じ込められた方々がどのようにして救出されたのか。データでは約35%の人が自力脱出、30%の人が家族によって救出され、救助隊によって助けられたのはわずか1.7%でした。

家が倒壊しなくても食器やガラスで怪我をすることもあります。特に就寝中は近くに厚手のスリッパを置いておくと避難の際に素足の怪我を防ぎます。なお、仕事をされている女性の場合、ハイヒールやパンプスでは歩くのが困難なため、スニーカーなどの歩きやすい靴を会社に用意しておくことをおすすめします。

災害時にはライフラインや全ての機能がストップする可能性もあります。用意しておくと役に立つものは非常用食料と水・ラジオ。帽子や、水が不要な簡易トイレなどもあると便利だと思います。備えあれば憂いなしです。

工事部 小板橋