Sudo’s WATCHING-Vol44

■原状回復について

原状回復とは、入居者退去後の部屋を入居当時の状態に戻すこと。修繕費は貸主、借主で分担します。

国土交通省発行のガイドラインによると、原状回復義務について次のように定義しています。「居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、借主(入居者)の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」これらは借主負担という意味です。反対に、「経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるもの」と定義されており、これらは貸主負担。要するに借主の原状回復義務には「経年変化、通常の使用による損耗等(自然損耗)の修繕費用」は含まれないため、原状回復義務とは「入居当時の状態に戻す」ことではないということです。

誤解されている方も多いのですが、ガイドラインは法律ではなく目安です。しかし訴訟になるとガイドラインが適用されることが多く貸主が不利になることが多いのです。

トラブルや裁判を避けるためには、退去時に借主と一緒にきちんと部屋のチェックをし、破損、汚損等の原因を確認の上、負担者や負担の割合を明確に伝えることが大事です。

賃貸事業3部 鈴木

■ブルーベリー

ブルーベリーが目に良いという話を耳にします。私も視力が悪いので、親から勧められて食べていた時期がありましたが、ブルーベリーが目に良いと確認された出来事が実際にあったそうです。第二次世界大戦中のイギリス空軍のパイロットがパンにたっぷりブルーベリージャムを付けて食べたところ、夜間の空中戦でも敵がよく見えるようになったとのこと。

ブルーベリーエキスは目の疲れや痛みに有効なだけでなく、白内障が治る人もいるそうです。パソコンや携帯電話が普及し、ますます目を酷使した生活になっています。目は疲労の度合いや年齢によってどんどん衰え、さまざまな症状がでてきます。摂取する栄養素や食生活を改善することで病気や症状に対して効果があるのではと思います。

システム管理部 渋谷

■東京スカイツリーさま

先日、電車に乗っていると乗換えのアナウンスが流れました。「スカイツリーラインへのお乗換えは…」えっ?いつの間に新しい鉄道が?と思っていたら、既存の路線名を変更したという。東武伊勢崎線の一部区間が東武スカイツリーラインという愛称に、そして「業平橋駅」が「とうきょうスカイツリー駅」になりました。平安時代の歌人が由来とされた駅名が消えていくのは寂しい気もします。しかし、小さな町から世界に向け飛び立つロケットのような、風格に満ちた東京スカイツリーを見ていると、私も自信がみなぎってきます。

5月22日グランドオープン、早く一番上の展望台に立ち、世界を見渡す絶景を味わいたいと子供のようにワクワクしています。待っていてくれよ~!東京スカイツリー!!

システム管理部 荒原

■アクアリウム

最近、病院のロビーや待合室などでサンゴの中を色鮮やかな海水魚が泳ぐ水槽や水草が繁茂している水槽を見かけますが、単にインテリアとしてだけでなくリラクゼーションの効果を期待して設置しているようです。特に診察前の緊張緩和や待ち時間の苦情を減らす効果があるとか。海外では、認知症の治療にアクアリウムセラピーを取入れているところもあるとのこと。多くのストレスを抱えている現代人にとっては、自宅でくつろぐ際に、メンタルケアとしてゆっくり水槽を眺めるのも良いのではないでしょうか。但し、飽きたからといって川や池などに投棄するようなことだけは、避けたいものです。

工事部 猪股

■気を使う電話

入居申込書に申込人と保証人の「勤務先」や「年収」「勤務年数」等を記載していただき、その内容の事実確認が入居審査です。まず収入と家賃のバランスを確認。支払いが難しいと判断した場合は契約者や連帯保証人を変更して頂く場合もあります。次に双方の勤務先のデータ確認。最近ではアリバイ会社も出現しているため慎重に行います。電話にて勤務先の在籍確認をする際は、慎重に且つ失礼のないように対応していますが、同時に話し方や人柄も確認しています。感じが良い人、ぶっきらぼうな人、そっけない人、契約内容を細かく聞く人など、様々です。ファーストコンタクトであるこの電話は、職場に電話することもあり、とても神経を使います。

記載内容の事実確認がとれてもオーナー様の承認をいただく際に迷うことがあります。その場合、電話での話し方だけで判断せず、ご来社いただき最終判断します。オーナー様に安心して頂ける様、今後も的確な審査を心掛けていきたいと思います。

賃貸事業1部 宮坂