SUDO’s WATCHING

Sudo’s WATCHING-Vol.10

■地上デジタル放送

いよいよテレビ放送のデジタル化が本格的に始動し、東京・大阪・名古屋の三大都市圈では今年12月から一部地域で放送が始まります。(都内は東京タワー近隣エリアのみ)その他の地域においても、2006年までに地上デジタル放送が始まり、2011年には現在の放送(アナログ放送)は終了し、テレビ放送はすべてデジタル放送に移行する予定です。

デジタル放送への移行により高画質一応音質な映像となり、データ放送や双方向機能を利用した視聴者参加型の放送など、より多様な放送が可能となります。

また、移動中でも安定した受信ができることから、車や電車、バスなどの移動体向けの放送サービスも検討されております。将来的には携帯端末や携帯電話などでも映像を受信できるようになり、今後テレビに対する考え方が大きく変わっていくことになりそうです。

Sudo’s WATCHING-Vol.9

■バリアフリー住宅ってどうなの?

『バリアフリー』とは「床の段差ゼロ」・「手摺の取付」等の機能を備えた住宅のことですが、最近では『いたれりつくせり』の機能ゆえに、「自立した生活の妨げになる」という考え方も囁かれています。「住宅は快適であるべきだ」と若いうちから何十年も先の「老い」を想定したバリアフリー住宅を建てる事は本当に良いことなのでしょうか?

小さな段差は、幼い子供や高齢者のみならず健全な大人にとってもツマヅキの原因と成ります。しかレはっきりと認識できる高さの段差・階段は足腰を鍛える運動にも成り、動作を行う際に腰掛として利用できるというメリットもあります。

車椅子を利用する方が居れば、段差を無くし廊下の幅員を広くする必要も有るでしょう。現在と将来の自分を考え、必要なものを取り人れることは大切なことですが、ハンディキャップを持たないのに「老い」を考え過ぎて『OVERバリアフリー住宅』を目指すのはいかがなものでしょうか。画一的な設備機能よりも、各々「自分に合ったバリアフリー」がこれからは必要なのではないでしょうか。

Sudo’s WATCHING-Vol.8

■いや~な結露にご注意!

皆さんは民家のような古い建物の中で、窓などから吹き込むスキマ風によって寒い思いをしたことがないでしょうかり実はこのスキマ風、結露防止に非常に効果があるのです。

コンクリート造の建物はもちろんですが、近年は木造住宅でも“高気密・高断熱”を売りとした建物が普及しています。その結果として冷暖房の効率が上がり、外気の影響を受けることなく常に快適な室内環境を得られるようになりました。しかし一方では気密性が向上したことにより、室内で発生する「水蒸気」の逃げ場がなくなり「冷たい窓」や「壁面」で冷やされ「結露」が発生します。

結露には室内側の窓や壁面に生じる「表面結露」と、壁の内部の見えない所で発生する「内部結露」の2種類があります。内部結露は、発生していることになかなか気が付かないので、気づいた時にはひどい状況になっていることが多く、改修工事をする場合、大規模な工事になってしまい、とても厄介です。

寒い冬場とともに、雨が続き湿度の高い梅雨期にも結露は発生しやすくなります。結露が原因の「カビ」や「ダニ」も健康に悪い影響を及ぼすため、結露の防止対策を十分行うとともに、定期的に「結露チェック」を行い、結露を発見した際には、乾いた雑巾で拭き取り部屋の換気を行う等、「早急な対応」を心掛けましょう。

【水蒸気を発生させるもの】
①室内に干した洗濯物
②入浴中、入浴後の浴室
③調理中の台所(火にかけたやかんや鍋)
④石油ストーブやガスストープ、加湿器
⑤室内の水槽、観葉植物
⑥人の呼吸や汗
※灯油ストーブで1リットルの灯油を燃やして暖房すると、約1.1リットルもの水蒸気が発生するそうです。

【内部結露の発生を抑えるためのポイント】
①こまめに換気を行う
②家具等を壁から離して置く
③押入を閉め切ったままにしない
④押入内で布団を壁や床から離す(スノコ等)
⑤給排気口・換気口を家具等でふさがない
⑥石油ストーブや加湿器の利用を控える
⑦屋内の各部屋の温度差を少なくする
⑧除湿機を設置する

Sudo’s WATCHING-Vol.7

■エコロジカル住宅

環境問題や省エネが日常生活レベルで意識されるようになってきています。自動車などはCMで低燃費や低排ガスを強調しているため、その取り組みが一般に知られていますが、最近、建築の分野でも様々な取り組みが行われています。これらは大別すると『省エネ』、『資源の有効利用』、『環境共生』の3つの項目に分けられます。

『省エネ』は2×4住宅をはじめとする高気密・高断熱住宅や太陽光を利用したパッシブソーラーシステム、水車や風車あるいは地熱などを利用した発電などが挙げられます。

『資源の有効利用』とはいわゆるリサイクルです。ペットボトルがフリースに再生されるように、建材の分野でも様々な再生材が開発され商品化されています。また、雨水を貯留しトイレ洗浄や散水などに利用したり、生ゴミをディスポーザーで処理して堆肥として有効活用することも徐々に普及しているようです。

『環境共生』で注目されているのが「ビオトープ」です。これは微地形とも呼ばれ、共同住宅などの敷地内に小池や小川、草むら、木立などを設け、生物が成育しやすいようにした庭のことです。ビオトープを設けると生物が集まるだけではなく、保水や空気清浄、日照調整、温度低下など住環境へのプラス効果がたくさんあります。その他、雨水を地面に浸透させる舗装や屋上庭園など、いずれも建物単体ではなく周辺環境を考えた取り組みです。

事例として、『省エネ』では大阪ガス環境共生実験住宅“NEXT21″、『環境共生』では都営蓮根三丁目台アパートやグローブコート大宮南中野などが挙げられます。さらに、敷地内に緑地が確保できない場合、屋根や壁面を緑化する建物も増えています。新築の場合、このような計画は行政から補助金や割増し融資を受けることができます。墨田区役所では屋上緑化施策の推進を図るため区役所本庁舎にて、メーカー35社の見本を設置しており見学できるそうです。屋上やルーフテラスなどでのガーデニングの参考にもなりますので、興味のある方は見学してみてはいかがでしょうか。

Sudo’s WATCHING-Vol.6

■工事部スタッフから

私が建築工事の仕事に携わっているから特にそう思うのかもしれませんが、最近、テレビや雑誌などで住宅に関する記事が以前より多く取り上げられるようになってきた気がします。私たちの日常生活の基盤となる“衣・食・住”の中で、これまであまり注目されなかったのが意外といえるかもしれません。

個人のライフスタイルが多様化したことに加え、インターネットを始めとする様々な情報媒体を通じて知識が向上していることが、住宅への関心に多大な影響を与えているようです。こうした時代の流れと共に建築そのものにも大きな変化が起きています。食文化やファッション同様に建築にも流行が存在します。また住設機器や建材は常に進化し、建築基準は法改正等により厳しくなってきています。

リフォーム工事を行う際、これら時代の変化が大きなネックになることも少なくありません。建築当初は合法であったものが現行法においては違法であったり、現在では行われていない当初のエ法がリフォームエ事の妨げとなる場合があります。

近年流行しているデザイナーや建築家によるリフオームを除けば、賃貸物件のリフオームはそのほとんどが「復旧」を目標とする傾向にあります。クロス、床材、畳、襖などの内装仕上げは、ほぼ「復|日」という形で施工することが可能ですが、設備に関するエ事は単騎な復旧工事というわけにはいかないケースがたくさんあります。

住む人が決まっている分譲物件や個人住宅と異なり、一般的に賃貸物件ではあまり強い個性を出すのは難しいかもしれません。しかしこれからの賃貸物件のリフォームでは、内装の色昧を変えたり、照明を変えたり、インテリアの雰囲気を変えることが必要になってくると思われます。ありきたりの賃貸物件ではなく、個性的なものが求められています。

単純な「復旧工事」という枠組みに捉われずに、住む人の豊かな生活に向けて、またオーナーの賃貸事業の成功を求めて、よりよいリフォームを提案していくことが私たちの重要な役割だと考えております。

工事部島田 忠史

Sudo’s WATCHING-Vol.5

■新商品~浴室リフォーム「BATH REFRESH」~

今回は浴室リフオームに関する商品「BATH REFRESH」をご紹介いたします。「BATH REFRESH」は浴室全休(床、壁など)を塗装するリフオームです。浴槽から洗面台のカピやサピなどにも対応できます。素材(FRP、ホーロー、ステンレスなど)を問わす対応できます。また特殊仕上げ(ノンスリップ、パール、グラニット)も可能です。

浴室は築後10年で湯アカによる汚れ、キズ、変色などが目立ち始めリフレッシュ適齢期を迎えます。この時期を逃すと、汚れ、傷みの増長はもちろん、悪臭、水漏れ、害虫の発生などの要因となり周囲にも悪影響を及ぼします。早い時期にリフレッシュすればいつまでも美しく衛生的な浴室を保つことができます。

費用的には取替えの1/3から1/5程度で済み、工期も1日~3日ですべて完了します。耐汚染性、耐洗剤性に優れていて光沢と肌触りのよいソフトな仕上がりを保ちます。
現在、都内ホテルの浴室リフオームによく使用されています。

■連絡の取れない入居者

ときどき入居者の友人や会社の人から当社に電話が入ることがある。先日もあった。
「○○さんが一昨日から出社してない。連絡も無いし電話をかけても出ない。心配なので部屋に行きたいのですが…」こういう時に私たちの頭に浮かぶことは、

○電話もできないほど体の具合が悪く部屋で寝込んでいる
○部屋の中で昏睡状態か、または死亡している
○単純に休みの報告を忘れた
○出社拒否症候(会社に行きたくなく、クビになってもいいと思っている)
○借金取りなどで、電話に出られないなどの理由がある
○夜逃げ?失踪?
○何かのトラブルに巻き込まれた

まず契約内容や最近の入金状況を確認する。次にすべての連絡先に電話を入れてみる。それで何も情報が得られなかった場合、保証人や身元引受人に連絡を取り、電話をかけてきた人と一緒に部屋に行ってみる。バツが悪そうな入居者が出てきて「すみません…」。こういうケースの場合、往々にして自分勝手で家賃も遅れがちな人が多い。自分で自分をより不利にしてしまう。「どうして連絡しないのだろう?電話1本で済むのに…」とあらためて不思議に思った。

Sudo’s WATCHING-Vol.4

■SECURITY ~女性の一人暮らしのポイント~

就職や独立、大学入学など、この春から一人暮らしを始められた女性の方も多いと思います。そこで今回は、安心して一人暮らしを楽しむポイントをまとめてご紹介いたします。

1.女性にとって安全な物件の選び方
■夜道の安全度を中心にチェック
・最寄駅と自宅の間に大きな駐車場や神社仏閣、工事現場、公園など人気が少なく、死角になるような場所はないか
・途中で不審な人物に遭遇したとき、逃げ込めるコンビニや深夜営業の店舗があるか
・近くに交番はあるか
・交通量が多く、歩道が狭い箇所はないか
・隣家の壁が接近しているなど、周辺から侵入されやすい場所はないか
・どの部屋に入ったか、外から見られないか
・エントランス周辺や外階段、エレベータ内、ゴミ置場など死角になる人目につきにくい場所はないか

2.安全に暮らすノウハウ
■とにかく鍵は閉める!
・ちょっとそこまで出かける場合でも忘れず鍵をかける
・帰宅後は必ずチェーンをかける
・雨戸が付いている部屋は夜間必ず閉める
・玄関ドアやサッシを二重ロックにする
・カーテンは厚手のもので覗き防止を!
・覗き防止のためカーテンは厚手のものを選ぶ
・バスルームの窓に覗き防止フィルムを貼る
・玄関ドアの郵便受には内側から黒いビニールなどをかけ外から覗かれないようにする

■外から見える部分に女性らしさを出さない
・出窓などに「ぬいぐるみ」などファンシーなものは置かない
・表札やメールボックスにはフルネームを表示しない
・外から見て女性の部屋と分からないようにする(赤やピンクのカーテンは避ける)
・ゴミ捨を工夫する
・ダイレクトメールなど個人情報が記載されたものは、細かく破るか家庭用の小さいシュレッダーを使用する(名前・電話番号・住所が読み取れないようにする)
・回収時間直前にゴミを出す

■郵便物はこまめに取り出す
・郵便物は盗まれないようにこまめに取り出す
・留守にするときは新聞配達を止める
・新聞や郵便物が溜まった郵便受は「留守です」と宣伝しているようなもの

■留守番電話には自分の声を入れない
・留守番電話の応答メッセージは、機械音声か男性の声にする
・ナンバーディスブレイ機能掲載の電話機を使う

■洗濯は昼間に
・洗濯機置場が屋外、もしくはコインランドリー使用の場合、夜間は洗濯しない
・洗濯中は近くにいて目を離さない
・洗濯物は中身が見えない袋で持ち歩く
・洗濯物はできるだけ外から見えないところに干し、夜間は干さない
・女性ものとわかる品はタオルで隠す

■その他
・管理人や近隣の人とコミュニケーションをとり味方になってもらう
・防犯ブザーを携帯する
・セキュリティ機能が付いた玄関キーにする・ピッキングセンサーやサイバーアイなどの防犯グッズを利用する

■テレビのコンセント

先日、契約したお客さまから「テレビが映らないんです。買ったばかりなので故障していないと思うのですが…」と、電話がありました。

早速、訪問して見たところ、なんとアンテナ線が接続されていませんでした。アンテナを接続したら、当然ですが、とてもキレイに映りました。

入居者に原因を知らせると、気恥ずかしそうに恐縮していました。お客さまがひとり暮らしが初めてという入居者でしたので、出張費は請求せずサービスしました。

このことを先輩に報告したところ、「コンセントは差し込んでありますか?」「アンテナは接続してありますか?」「いつ頃から映りが悪くなりましたか?」「テレビはいつ頃買いましたか?」これらを電話があったときに確認していればその場で事は解決したよ。と言われ納得しました。加えて、「設備関係のクレームの場合、まず『何が原因か』を冷静に考えるのが大切。慌てて行動するのはいいことではない」と注意されました。

もしアンテナ不良であれば他の部屋も映りが悪いはず…。自分としては誠意を持って対応したつもりなのですが、今回はかなり無駄をしてしまった気がします。勉強になりました。

Sudo’s WATCHING-Vol.3

■SECURITY

◎位置情報提供・急行サービス ココセコム
昨年暮れ、電車内において1億円の宝石が置き引きされた事件は、ご記憶に新しいことと思います。

犯人逮捕のカギとなったのが、宝石の人ったバッグに忍ばせていた「ココセコム」でした。
「あの子、どこいっちゃったのかしら」
「おばあちゃん、帰り遅いわね…」
「駐車場のクルマ、大丈夫かな…」
最先端のGPS技術と、携帯電話ネットワークを活用する測位システムを融合。24時間365日、小型専用端末を所持した利用者または車両の位置情報を、かつてない高精度で提供します。さらに、要請に応じ全国約900ヵ所の緊急発進基地から、セコムが誇る緊急対処員が出動。あなたの大切なひとを、愛車を見守ります。

さがす・みつける・かけつける、ポケットの中にココセコム

1.大切な人や愛車の所在地を、即座にセコムがお知らせします。
2.24時間・365日、セコムが捜索に出動します。
ココセコムは、そんな人のための、新しいセキュリティのかたちです。
基本料金は月々500円から。いちばん身近なセキュリティです。

セコムだからできる! この性能・この安心・この価格

【高精度】
最良の条件下で5~10mの高精度で位置検索。PHSでは難しい、高速移動中の車両の測位も可能です。
【緊急対処】
24時間365日、全国約900ヵ所の緊急発進基地より高度な訓練を受けたセコムの緊急対処員が急行、探索します。
【低価格】
基本料金は人用で月々500円、車両用で900円から。1回の位置検索にかかる情報提供料も100円から。

■接客応対

先日、ある人が部屋を探しに来社しました。希望地域、予算、間取、家族構成などをお聞きしました。住んでいるところが手狭になって今よりひと部屋多いところに引越ししたいとのこと。いくつかご案内しましたが、どこも気に入らなかったようでした。それどころかそのお客さまは物件の悪いところばかり見ているようでした。いわゆるアラサガシ状態で、本当に部屋を探す気があるのだろうか、引越しする必要があるのだろうかと思いました。いいところもたくさんある物件なのに欠点を探しては得意げに話していました。希望はいろいろあるでしょうが、部屋探しは7割ぐらい満足すればいいのではないのでしょうか。自分で設計して自分で建築しても、100%の満足はないのだから。

他には「家賃を下げたい」という人に部屋を紹介するのもなかなか難しいです。「広すぎる」「貯金したい」「給料が下がった」「子供が独立した」「家賃がもったいない」などの理由で部屋を探している人です。頭ではわかっていても、いざ自分が探している条件の部屋を見せられるととても借りる気になれない。現実として受け止められない。どうしても今住んでいるところと比べてしまう。家賃を下げるということは、今住んでいるところより「不便になる」「部屋が狭くなる」「古くなる」「設備が悪くなる」、またはそれら全部を覚悟しなくてはなりません。当然どの部屋を見ても気に入らない場合が多いです。家賃を下げるという目的を達成するためには、かなり大きな理由と決断が必要なようです。

■The 侵入犯レポート

Sudo’s WATCHING-Vol.2

■管理のノウハウ

一口に管理といっても2種類に分かれます。ひとつは入居者管理、もうひとつは建物管理。今回は建物管理についてすこしお話したいと思います。

建物管理の内容は右記のようになりますが、もちろんすべての建物がこれらすべて必要になるわけではありません。またこれらの項目の中でも法的に義務付けられているものとそうでないものとに分かれます。

義務でなく任意の項目としては、主に清掃関係全般や塗装などが揚げられます。建物管理で重要なのはこの「法的義務がないもの」にどのように対処していくかです。費用がかかることですので効率よく行いたいですが、やはりある程度は費用をかけるべきではないかと思います。
建物を常にきれいにしておくことで、空室が減ります。部屋を探している人はまずエントランスや外観を見ます。もちろん室内の関取や内装・設備などもポイントになりますが、エントランスや廊下など共用部分が汚れていると、内見しないで帰ってしまう人も少なくありません。それほど第一印象が大切なのです。共用部分が汚いと、管理が悪いのでは?ダラシナイ入居者が多いのでは9入居後に不備があっても直してくれないのではウと不安になるのは当然です。
これからは今まで以上に管理が重要視され、建築前のプランニングと建築後の管理が賃貸事業を成功させるかどうかのカギになるでしょう。

◎建物管理チェックリスト
・使用状況の調査報告
・共用部分日常清掃/共用部分定期清掃
・ゴミ出し業務
・共用部分の保守管理
・定期巡回サービス
・24時間緊急対応(専用・共用)
・建物の修繕・不備・トラブルに対する調査処理駐車場設備保守管理
・受水槽清掃業務/高架水槽清掃
・簡易専用水道検査
・給水設備保守(揚水ポンプ/増圧ポンプ)
・排水管清掃/給水管清掃/汚水槽清掃
・消防設備検査及び消防署への報告
・建築設備検査
・特殊建築物定期検査
・エレベータ保守点検
・設備機器24時間オンライン業務
・オートドア設備点検
・共用灯設備点検
・駐車場設備保守
・受電設備保守点検
・検針業務
・空調設備保守点検/空調フィルター清掃
・植栽管理
・その他諸設備の維持管理


★建物・共用設備の長期修繕計画
屋根や外壁など共用部分の修繕をはじめ、諸設備の修理交換及び防水処理

■交渉事

先日の出来事。ある入居者が更新の際にひとこと「まだ家賃が下がっているね」と。

そのひとは何を見てどんな考えでそう思ったのかわからないが「それはないです。ここ数年(4~5年)は横ばいです」と答えた。さらに「10年以上前から契約しているひとが最近引越しして、その部屋を新規に募集する場合は以前より下がることもあると思います。しかしお客さまの場合、すでに家賃が下がりきった4年前に入居したわけです。それ以降家賃は下がっていませんし、先日他の部屋が空いて募集したときはお客様の部屋より高い家賃で成約しました」と付け加えた。その入居者はそのあと渋々同条件で更新した。

確かに一部のマスコミでは「まだまだ家賃は下がっている」というような誤った情報を流しており、それを見た人は信じてもやむを得ない。ただその入居看に限っては、「ダメ元」で言ってきたような気がする。交渉事は相手の立場・動機や目的を察して進めていかなくてはならない。相手の話を良く聞き、意見も尊重しつつ、こちらのペースで話を進めていく。決して頭ごなしに否定しない、我を出しすぎない。難しいけどやりがいがありおもしろくもあると感じた。

■給水管のオゾン洗浄

建物管理のなかで排水管の洗浄は定期的に行っているところは多いですが、給水管洗浄を定期的に行っているところはまだ少ないようです。排水管と同様に給水管も長年の間にはヌメリや異物で汚れまた赤錆などが出て詰まってきてしまいます。オゾン洗浄は管の内部に付着したヌメリ成分を分解し、配管内の異物を圧縮エアの力で洗い流してくれます。一回目の洗浄は築後5年が目安ですが、その後も定期的な洗浄が望ましいです。

Sudo’s WATCHING-Vol.1

■Security

最近ピッキングによる盗難事件やストーカーなどの悪質な行為が多発しています。普段からご自分で注意するのはもちろん大事なことですが、いざとなったときや留守宅の警備はなかなか難しいものです。「自分の家だけは大丈夫」と思っていませんか?

須藤建設は、不動産管理業の一環としてオーナーのご自宅やマンションを保全するため、セコム株式会社と業務提携しホームセキュリティの各商品を取り扱っております。
ご自宅の間取りやご事情に合わせ、最適なセキュリティプランをご提案いたします。
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万一の事故や災害に備えて、最大50%OFFの安心でお得なセコムマイホーム保険もご用意しております。

★Security System CYBER EYE
六ヶ所へ音声メッセージを転送!

・人感センサー
侵入者を感知するとサイレンを作動させ、指定通報先へ「侵入者用メッセージ」を伝えます。
・温感センサー
周囲の温度が約50度を超えるとサイレンを作動させ、指定通報先へ「火災用メッセージ」を伝えます。
・リモコンスイッチ
在宅中の緊急事態(強盗一念 病・けが等)の時にスイッチを押すとサイレンを作動させ、指定通報先へ「緊急事態メッセージ」を伝えます。(本体より10mまで可)
※オリジナル防犯ステッカー付

■感謝・感動・トラブル・クレーム

わたくしどもが入居者管理をしていていちばん難しいことは、なんといっても「個々の感覚や価値観・人生観が異なる」ということです。誰が見ても「良し悪し」がはっきりしているものはまだいいのですが、個人の感覚によるクレームは対応が非常に難しいものです。たとえば「音」や「時間」の問題。この常識はひとりひとり異なります。

管理物件のクレームと要望の種類は、
1.入居者から 2.近隣から
3.オーナーから
の3パターンが考えられますが、今回は入居者からのクレームと要望をまとめてみました。
内容としては設備関係の場合とそれ以外の場合とに分けられます。

1.設備以外のクレーム・要望
①隣の人がうるさい(左右上下階)
②変な人が出入りしている
③自分の駐車場に他の車が止まっている
④外灯が切れている
⑤エアコンの室外機の音がうるさい
⑥隣の部屋からペットの鳴き声がする
⑦ポストに変なチラシが入っている
⑧他の部屋のメールボックスに郵便物が溜まっている
⑨宅配使が不在中に届く予定だがどうすればいいか
⑩設備点検の際、留守宅には入ってほしくない
⑪共用部分にゴミが散らかっていて、汚い
⑫バイクや自転車が放置してある
⑬車がイタズラされた
⑭自転車が盗まれた
⑮隣の駐車の仕方が悪い
⑯バルコニーに物置を置きたい
⑰バイクを買いたいけれど置場所はあるか

2.設備関係のクレーム・要望
給湯器、エアコン、水回りのクレームが全体の90%を占めます。
①給湯器が点火しない(お湯にならない)
②エアコンが利かない
③トイレの水が止まらない
④蛇口から水が漏れる
⑤排水が詰った
⑥天井から水が漏れてきた
⑦配水管から水が漏れている
⑧シャワーホースから水が漏れる
⑨水が出ない
⑩結露がひどい
⑪テレビの映りが悪い
⑩ドアの開閉が悪い
⑫換気扇が吸い込まない
⑬電球が切れた
⑭鍵を無くした
⑮鍵がかかりにくい
⑯鍵をイタズラされた
⑰電話をもう1回線増やしたい

■SUDO NEWS発行にあたり

オーナーさまとのコミュニケーションを図るため、また賃貸・売買・建築に関するさまざまな情報を提供し、すこしでもオーナーさまのお役に立つように、これからわたしたちは定期的にSUDONEWSを発行していきたいと考えています。

賃貸事業に関するいろいろなノウハウ、資産運用、税金対策、相続対策、セキュリティ関連の提案、住宅に関する新商品の案内など、みなさまが日々安心して快適に生活できるよう常に新しい情報をお届けすることを目標とします。