SUDO’s WATCHING

Sudo’s WATCHING-Vol40

■これから求められる住宅…価値観の変化

先月の東日本大震災の時、エレベーターが止まった、ガスが止まった、水が出ないなどの問い合わせが数件ありましたが、当社管理物件においては建物の大きな損傷、また入居者の怪我や事故は発生しませんでした。しかし工事に関しては資材が入らず工事が遅れるなど2次的被害が発生しています。

災害に対する戸建ての利点は比較的インフラが回復しやすい、戸外への避難が早いなど、マンションの利点としては倒壊が少なく津波災害は上階に非難できるなどがあります。東京都の場合、総世帯数に対して約4分の1がマンションです。被害にあった東北地方のマンション率は5%で東京都の5分の1。
阪神大震災の後は戸建てよりマンションに対する需要が高まったようです。

いずれにしても災害の後は建物に対する価値観が変化し、特に家(自宅)に対しては顕著に現れます。快適な設備、癒し等も必要ですが、安全と安心の設備や仕様がより強く求められるでしょう。新規に家を探す場合、当面は構造、築年数、立地、近くに公園などの避難場所があるかなどが最優先課題になると思われ、持ち家の場合は安全対策を最優先しリフォームを考えるでしょう。

中古、新築を問わず地震や災害への対策がきちんとなされているかが今後の不動産の価値に大きな影響を与えるでしょう。

賃貸事業2部 石井

■大学生の一人暮らし

春の入学シーズンを終え、新入生も先輩たちもひと息つく時期です。大学入学と同時に一人暮らしを始める人は「6万円以内で8帖」が理想。また大学から近くの駅で、駅から近い物件を選ぶ人が多い。欲しい設備として、「エアコン」「バス・トイレ別」「広い収納」、これらは今“設備の三種の神器”と言われる程入居率を高めるそうです。エアコンはほとんどの物件に付いていますが、「バス・トイレ別」と「広い収納」は家賃との兼ね合いから希望通りにいかないケースが多い。

今はインターネットでの物件探しが当たり前。物件の内観や周辺の環境等の写真の掲載や設備項目の説明は必須。地方から上京してくる学生も多く、初めての土地で治安や環境に不安要素が多い中、写真と言葉だけで如何に物件をアピール出来るかは、募集の際の大きな鍵となります。

反響を増やし、そして成約に結びつける、その掲載写真を選ぶことは私の大事な業務のひとつです。

システム管理部 渋谷

■藤棚

桜の季節が過ぎ、4月中旬から5月中旬にかけて咲きほこる藤の花。『藤』と言えば日本古来の花木と言われ万葉集にも歌われています。

一口に藤の花と言ってもいろいろな種類があります。最初にうす紅藤が4月中旬に見頃を迎え、それからむらさき藤・白藤・八重藤・きばな藤などが順に見頃を迎えていきます。なかでも、八重藤はとても珍しいもので、もっとも香りが強く、遠くから見ると葡萄の房のようにも見えます。

藤の花は、つるを棚にはわせ、垂れさがる花を観賞します。これを藤棚といい、小さいものから数百メートルもあるものまで日本各所にあります。梅雨を迎える前に、都会を離れ藤棚の下をゆっくりと散歩してみるのも良いものです。きっと幻想的な世界にめぐり合えるのではないでしょうか…。

総務部 根岸

■緊張の瞬間

管理会社には毎日さまざまな電話がかかってきます。その中で「入居者と連絡がとれず心配」というものがあります。ご家族からの連絡がほとんどですが、時にはご友人や会社の同僚からもあります。

その場合はすぐ保証人に連絡をとり一緒に現地へ向かいます。保証人が遠方等の場合は、緊急を要するため入室の了承をいただき社員2名以上で向かいます。現地に着きインターホンを鳴らし同時にドアを叩くも無反応、部屋の鍵もかかっている、緊張しながら鍵を開け中へ…。具合が悪くて寝込んでいた、携帯電話が壊れて使用できなかった、一人旅に出ていた、などいろいろあります。しかし時には最悪の事態に遭遇することも…。

大分以前のことですが、消防署から連絡が入ったことがあります。「○○マンションの○○号室から119番通報がありました。今現地に到着しましたが部屋からは何の返答もなく鍵もかかっている状態です。入室して確認をとりたいので鍵を持ってすぐに来られますか? もし時間がかかるようでしたら窓を割って中に入りたいのですがよろしいですか?」消防隊員からも危機迫るものを感じました。直ぐにオーナーに報告。その時は窓ガラスを割って中に入ってもらいました。入居者はすぐ救急車で運ばれ、なんとか事なきを得ました。迅速な対応を今後も心がけていきたいと思います。

システム管理部 荒原

Sudo’s WATCHING-Vol39

■年初の思い

総務部は経理も含め社内事務の大半を行っています。直接利益を生む部署ではありませんが、他部署が円滑に業務を進められるよう努めています。
総務部へ配属されてかなりの年数が経ち、今は教える立場になりました。後輩の性格を理解しながら効率の良い仕事の仕方や業務の配分を指導しなくてはならないので、難しいと感じる事もあります。慣れるというのはよい事ですが、慣れが思わぬミスを招く事もあります。常に初心を忘れずに、業務を客観的に見ながら良い方法を模索して行きたいと思います。

新年も明け、早一ヶ月が経とうとしています。当社は一番の繁忙期を迎え、これから確定申告・決算など総務部としても業務に追われる日々が続きます。他部署をサポートしながら全力で努めて行きます。

総務部 元山

■お年玉

子供の頃のお正月と言えばまずお年玉でした。「今年はどのくらい集まるかなぁ~」とドキドキしながら、新年の挨拶に行く両親に付いて親戚を回るのがお正月の一番の行事でした。

お年玉の語源は、古くから風習であった年神様に奉納された鏡餅を参拝者に分け与えたという神事からきているようですが、勿論、子供の私はそんな事は毛頭考えもしませんでしたが…
お年玉を貰える年齢は遠に過ぎ、今は配る方になりました。しかし、お年玉を渡した時に見せる子供の笑顔は私をとても幸せな気持ちにしてくれます。幼い頃の私もそう思われたのかな…、すこし複雑な気持ちです。

子供が出来たら家族のために初詣、そのあとは子供のために親戚詣。幸せなひと時を求めて…

賃貸事業1部 澤田

■記念日

カレンダーに載っていない記念日がたくさんあります。例えば2月1日はふたつあり、ひとつは「テレビ放送記念日」で1953年のこの日に、NHK東京放送局が日本初のテレビ放送を開始したとのこと。当時の受信契約数は866台、受信料は200円だったそうです。もうひとつは「京都市電開業記念日」で1895年のこの日に、京都で日本初の路面電車が塩小路東洞院通~伏見町下油掛間(6.4㎞)で営業を始めた日。

自分や家族の誕生日、結婚記念日などが何の記念日になっているのかご覧になると楽しいと思います。

メンテナンス部 片寄

■盗電にはご用心

先日、マンションの共用部分にあるコンセントからコードを引いて、部屋内で電気器具を使用していた入居者がいたそうです。金額は月2,000円程度だったので本人は悪いことをしたという意識に欠けていたようです。

オーナーと管理会社が相談し、「再発防止のために盗電したことを警察に届ける」と伝えたところ、やっとことの重大さに気づき、保証人である親が本人と一緒に謝りに見えたとのこと。結局は警察には届けなかったそうです。

このように、悪いことに対する認識が欠落した人が増えている現実を見ると、入居者管理も煩雑化していくとつくづく思ってしまいました。

システム管理部 荒原

■2月11日

祝祭日には毎年日付が変わるもの(成人式や体育の日)と変わらないもの(子供の日、勤労感謝の日、文化の日など)があります。変わらない祝日「建国記念の日」について、すこし調べてみました。

2月11日は建国をしのび、国を愛する心を養う日として、1966年に祝日とされました。今でこそ「建国記念の日」と呼びますが、元々は神武天皇即位紀元を意味する「紀元節」(初代天皇が即位した日を日本の建国された日として祝う)と呼んでいました。この年を日本の元年(紀元)とする日本の「紀年法」の略称は「皇紀」といって、「西暦」より660年前。よって西暦2011年は皇紀2671年に当たります。

世界大半の国々は独立記念日や革命の記念日をもって「建国の日」としています。例えば、ハワイ王国は1893年まで存在した王国ですが、革命によって1898年にはアメリカ合衆国に併合されました。

日本のように連綿と歴史が続き、神話的な物語に基づいて国の誕生を祝うというのはむしろ例外かもしれませんが、これからも日本の伝統文化に誇りを持ち、そして大切にしていきたいと思います。

システム管理部 坂野

Sudo’s WATCHING-Vol38

■住宅用火災警報器

SUDO NEWS 24号でも取り上げましたが、消防法の改正により新築中古を問わず全国一律に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。設置期限は市町村の条例で制定されており、設置場所や方法も異なるため所轄消防署の確認が必要です。

当社もオーナー様からの設置依頼を多く頂いております。まずは図面等で消防署に取り付け場所と個数の確認をしますが、消防署に出向き確認しなければならないこともあります。

入居者に設置日のお知らせを配布し、当日の在宅確認と時間の調整を行います。取付け面がコンクリートとボードでは作業時間が異なり、時には家具の移動も必要となります。また、設置前と設置後の写真を撮り、オーナー様に報告書を提出します。

現在は未設置に対する罰則規定がなく、消防設備点検においても点検項目から除外されていますが、将来的には貸主側の責任が問われる可能性もあり、罰則も考えられます。さらに設置の有無が成約率に影響を与えることになるでしょう。

メンテナンス部 山下

■住まい探し

お部屋を探しに来られる方は実に様々な要望をお持ちです。一人暮らしをされる女性の場合は家賃や広さに加えて、駅からの距離、セキュリティ、バストイレ、洗濯機置場、収納等、慎重に物件を探されているようです。

現在、私自身も一人暮らしをしています。昨年末の忙しい状況の中、部屋を探したのですが、出来る限り妥協したくなかったので1日10時間を費やし10件以上の物件を内覧してから決めました。

毎日の仕事の中でいろいろな物件の図面や写真を目にしますが、自分を入居者の立場に置き換えて間取りや写真に見入ってしまいます。「この設備いいなぁ」、「洗濯機置場バルコニーかぁ」など、物件のメリットやデメリットを考えすこし楽しんでいる自分もいますが、物件を客観的に見られる目も養ってきたように感じます。これからも、知識を身に付けながら、自己成長していくことに日々喜びを感じつつ業務に励みたいと思います。

私が次に引越しをする時は主観的に且つ客観的に、また効率よく物件探しができるかなぁ…

システム管理部 渋谷

■ハロウィン(Halloween)

パレードとして国内最大のものは3,000人が仮装するJR川崎駅前の「カワサキ・ハロウィン・パレード」です。

ハロウィンの原点はケルト人が秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な行事です。11月1日のカトリックの聖人の日である万聖節(All-Hallows)の前の晩に行われ、「All-Hallows-Eve」を短縮してHalloweenと呼ばれています。古代ケルトでは、1年は11月1日~10月31日で、新年の初めである11月1日に悪い精霊や神が現れ、大晦日の10月31日には死んだ人の魂が家族の元へ帰り、さらに悪霊や魔女が街をさ迷うとも言われ、死者の霊や悪霊たちが家に入らないよう、カブをくり貫きかがり火をたいたのです。

しかし現在では宗教的な意味合いはほとんど失われ、欧米、特にアメリカで民間のお祭りとして定着しています。カボチャ(アイルランドや英国ではカブ)をくりぬいて中にロウソクを立てた「ジャック・オー・ランタン」を作ったり、子供たちが魔女やお化けに仮装して、近所を回り「Trick or treat(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えてお菓子をもらったりします。

当社は外国人が多く住む南麻布にあるため、ハロウィンの日には仮装しているかわいい子供達をたくさん見かけます。今年も楽しみです。

総務部 元山

■備えあれば憂いなし

みなさん防災の日には家庭や学校、各自治体等で避難訓練や防災グッズの点検をなさったことと思います。地震大国日本に今後マグニチュード7.0前後の首都圏直下型地震が起こる確率は70%と予測されています。

阪神淡路大震災の際、倒壊によって建物内に閉じ込められた方々がどのようにして救出されたのか。データでは約35%の人が自力脱出、30%の人が家族によって救出され、救助隊によって助けられたのはわずか1.7%でした。

家が倒壊しなくても食器やガラスで怪我をすることもあります。特に就寝中は近くに厚手のスリッパを置いておくと避難の際に素足の怪我を防ぎます。なお、仕事をされている女性の場合、ハイヒールやパンプスでは歩くのが困難なため、スニーカーなどの歩きやすい靴を会社に用意しておくことをおすすめします。

災害時にはライフラインや全ての機能がストップする可能性もあります。用意しておくと役に立つものは非常用食料と水・ラジオ。帽子や、水が不要な簡易トイレなどもあると便利だと思います。備えあれば憂いなしです。

工事部 小板橋

Sudo’s WATCHING-Vol37

■直圧直結給水

近頃、地上デジタル対応の他に、直圧直結給水に関する調査・見積り依頼が増えてきました。以前は、3階建て以上の建物の給水は、一度受水槽に貯めてから給水する「受水槽式給水」と水道本管に直結しポンプで増圧する「直結増圧給水」のみ認められていました。しかし、近年の水道水への安全性・おいしさ等への要望の高まりにより、各水道局では配水管やポンプ所等の施設整備が進められ、一定以上の水圧が確保されている地域では、貯水槽を設置することなく3階以上の建物でも水道管から直接各階に給水出来るようになりました。これが「直圧直結給水」です。

東京都水道局の場合
1.水道メーター口径が、20㎜~75㎜であれば、階高制限無しで直圧直結給水が可能。
※建物の階数・所要水量・配水管(水道本管)の水圧等の条件により増圧ポンプが必要になる場合も。
2.3階以下の建物は、水道メーターの口径制限無しで直圧直結給水が可能。

上記は東京都水道局の例ですが、神奈川・千葉・埼玉等の各水道局でも直圧直結給水が行われています。受水槽の清掃などの費用が掛からず、また経年劣化によるポンプの交換から開放されます。検討されてみては如何でしょうか。

工事部 猪股

■電話連絡

「消防設備点検」や「排水管清掃」は入居者へ通知すると共に、室内作業の為、在宅確認を取っています。通知後「在宅か不在か」の連絡をいただけるのは2割程度の方で、他の方にはこちらから電話をかけて確認しなければなりません。その際にはかける時間に気を使います。一人住まいの方であれば日中は働いているので、朝と昼食時と17時以降、もしくは土曜日。しかし昼夜逆転の生活をしている方から、「夕方まで寝ているので電話に出られない」などと言われる事もあります。家族でお住まいの場合は、比較的時間に制限がありません。

当たり前の事ですが、電話する場合、相手がどのような仕事をしているか、どのような状況で電話を取っているかを考慮することはとても大事です。また、入居者の方それぞれに生活のリズムがあります。全ての業務をその方のリズムに合わせて行う事は難しいですが、可能な範囲で入居者の方のご都合を考えて連絡を取り、快適に過ごせる環境作りが出来たらと思っています。

メンテナンス部 秋山

■水太りにご用心!

顔や手足がむくむ。膝の上に肉がついている。二の腕や太ももがたるんでいる。冷え性。排尿回数が少ない。濃い味や甘いものが好き。血圧が低く疲れやすい。これらは日本人女性にとても多い「水太り」の症状と言われています。

むくみは、運動不足や長時間の立ち仕事、デスクワークなど一定の姿勢であまり動かない時にリンパ管の機能が低下し、滞った水分が細胞間に留まって起こります。また、塩分を過剰摂取して血液中の塩分濃度が増加し、それを薄めようとして血管内の水分が増えても起こります。水分の循環が悪くなると、汗や尿の排泄もうまくいかず、体重も増えてしまいます。

「水太り」を解消するには、代謝機能をアップすることです。入浴時はシャワーだけでなく浴槽につかって体を温め、ストレッチやウォーキングなどを日課にすることもいいでしょう。リンパの流れを活性化するために膝の内側をマッサージするのも効果的。食材では小豆・黒豆・ひじき等が効果的で、夏にはスイカやトウモロコシがおススメです。

私自身、デスクワークが多く運動不足でもあります。この夏はいい汗をかいて「水太り」解消!を目指したいと思います。

総務部 元山

■家賃滞納

先日或る法律事務所が開催した「賃貸オーナーや管理会社向けの法律セミナー」で「家賃滞納が長期化した原因アンケート」の回答1位は「督促の仕方や法的手続が分からなかった」、2位「弁護士費用が高い為」、3位「滞納を容認してしまった」でした。

滞納は未然に防ぐことが最も有効ですので当社では入居者審査に重点を置いています。しかし入居時の内容が良くても、月日の経過と共に、勤務先、体調、考え方、友人知人が変化し、その結果トラブルが発生してしまうことがあります。当社が家賃集金している場合は即日入金の有無が確認できますが、オーナー様の口座に直接入金している場合、即日に遠慮なく当社にご連絡ください。早期解決、或いは被害を最小限にするため、営業担当と滞納係が協力して対応いたします。

法的手続は解決まで時間と費用を要しますが、当社の顧問弁護士と相談の上、早期解決を目指したいと思います。
セミナーの弁護士も、「トラブルを最小限に防ぐ一番の方法は、早期発見!早期対応!」ということでした。
オーナー様の御心配と業務を少しでも軽減出来るよう努力して参りたいと思います。

システム管理部 滞納係 天野

Sudo’s WATCHING-Vol36

■住宅エコポイントスタート

ご存知の方も多いと思いますが、平成22年3月8日より国土交通省・経済産業省・環境省の三省合同事業として住宅エコポイントの発行及び商品等への交換の申請受付が開始されました。これは、省エネ効果の大きい一戸建住宅、共同住宅の新築、改修をした人に最大30万円相当のポイントが付与される制度です。ここでは、エコリフォーム工事の概要について説明させて頂きます。

1.工事期間
平成22年1月1日~22年12月31日に工事に着手したもので、平成22年1月28日以降に工事が完了したものが対象となります。
2.ポイント発行の申請期限
ポイント発行の申請期限は、戸建住宅・共同住宅共平成23年3月31日まで。
ポイントの交換申請期限は、平成25年3月31日まで。
3.ポイントの発行対象となる工事
A)窓の断熱改修:内窓設置・外窓交換・ガラス交換(省エネ基準に適合すること)。
B)外壁、屋根・天井又は床の断熱改修:断熱材の最低使用量・使用材に規定有り。
C)バリアフリー改修:A又はBの改修工事と一体的に行う手摺の設置・段差解消・廊下幅等の拡張のバリアフリー改修工事が対象。

※ご紹介の出来なかった基準・使用材やメーカー・ポイント数・申請方法(代理申請も可能)等の詳細は、左記三省のホームページをご参照下さい。

工事部 猪股

■カーシェアリング

エコポイント制度の影響もあり車を買い替える方が増えている一方、維持費の問題や使用頻度が少ない理由で車を所有することをためらっている方も多いようです。そういう方に向けた「カーシェアリング」というシステムが数年前から日本でも普及しています。専門業者、ディーラー、管理組合、賃貸オーナーなどが運営していますが、内容は皆ほとんど共通しています。利用方法や日時が決っている方、短時間使用する方には魅力があります。また、レンタカー会社まで出向かなくてよいこともメリットのひとつです。

このシステムは登録した会員間で特定の車を共同使用します。会員は毎月基本料金を払い、利用したい日時を予約します。15分もしくは30分単位の課金制で、走行距離に対しても課金されますが、短時間利用で比較した場合はレンタカーより割安となるように設定されています。
しかし、日本では車を「趣味や娯楽」と考えている方も多いため、実際はまだ利用者が少ないというのが現状のようです。費用対効果を考えなければマイカーにはステイタスもありますが、車を物を運ぶ道具や移動手段と考えている人にとっては、カーシェアリングは経済的で合理的なサービスと言えるでしょう。

マイカー、レンタカー、カーシェアリング、今後の動向と需要に注目したいところです。

メンテナンス部 石川

■潮干狩り

この季節が来ると必ず思い出す事があります。それは、子供の頃家族揃っての「潮干狩り」です。干潮の時間に合わせて朝早くに家を出て、みんなで熊手を持ってただ黙々と中腰で砂を掘る…傍から見ると地味に見えるかもしれませんが、私にはとてもとても楽しい事でした。一日中ずっと海に入って網いっぱいのアサリが獲れた時は嬉しくて嬉しくて…。あの感動は今でも忘れられず、大人になった今でも父と一緒に潮干狩りに行きます。昔と何も変わらず、朝早くから潮が満ちてくるまで二人とも無言で掘り続け、そしてお互いの貝の量を比べ勝敗を決めて盛り上がります。アサリご飯にアサリのお味噌汁、アサリバター、アサリの佃煮。母の作る料理も変わらず昔のまま。そして貝尽くしの食卓を囲みながら父と私はまた次の作戦会議…。
今年もまた、何回潮干狩りにいけるかな?とワクワクしています。

システム管理部 長谷部

■家電レンタル

賃貸住宅、中でもワンルームに居住する方の中には、学校に通う4年間だけ、転勤になるまでの2年間だけ、など一定期間だけ住む方がいらっしゃいます。当社ではそのような方に「家電製品レンタルプラン」をご紹介しています。入居したその日から通常通り生活することができ、退去の際にリサイクルの事を考えなくて済むため、購入するより経済的で合理的です。特に一人暮らしの人に重宝されています。

レンタル料金は、中古3点プラン(電子レンジ・2ドア冷凍冷蔵庫・全自動洗濯機)の場合、1年33,600円、2年42,960円、3年45,720円、4年49,440円です。新品6点セットプラン(電子レンジ・2ドア冷凍冷蔵庫、液晶テレビ(16型)地デジ内臓・全自動洗濯機・炊飯器・掃除機)の場合、1年102,960円、2年124,560円、3年150,840円、4年166,080円です。

近年、いろいろ工夫を凝らした物件やサービスを付加した物件が供給されていますが、このプランも反響、成約率に好影響を与えます。

入居者の方がより快適に過ごせるように、また管理物件の競争力を高めるために新しいサービスやアイデアを常に考え検討してゆきたいと思います。

システム管理部 澁谷

 

Sudo’s WATCHING-Vol.35

■内窓増設

マンション生活の悩み項目として『騒音』と『結露』があります。
「騒音」の多くは、窓からの出入りで、主な騒音・環境の例は下記の通りです。人は騒音の数値が現在より10dB下がると半減したと感じるそうです。

40~60dB:日常の騒音範囲
60~80dB:街頭程度の騒音(うるさい)
80~100dB:幹線道路の交差点・地下鉄車内程度の騒音(極めてうるさい)
100dB以上:電車のガード下・車両の警笛程度の騒音(聴力機能に障害)

一般的に防音対策には、二重サッシ、ペアサッシ、ペアガラスが効果的ですが、これらは外気と内気の温度差が原因で発生する冬の「結露」にも効果的です。また、ガラス1枚のサッシの場合、直接外気と接しているため室内の空気も冷やされてしまい、暖房も効きづらくなってしまいます。

この「防音」と「結露」を解消し、「暖房効率」を高めるためには「内窓」を設置することも効果的です。気密性がよくなり空気層も増やし騒音数値を著しく下げる事ができ、また、結露を抑えてカビによる健康面の不安も軽減できます。空調効率も良くなるので『省エネ&エコ』になります。最近では簡易的に取付け可能な製品もサッシメーカーから発売されています。

当工事部も充分に検討した上で、積極的に提案させて頂こうと考えております。

工事部 山口

■カラーコーディネイト

先日、インターネットで物件を検索していた時、一目ぼれした物件があったのでご紹介いたします。この物件、駅から徒歩20分、築26年と、条件的には魅力があるとは言えない物件でしたが、とにかく内装が素敵なのです。お洒落な対面型システムキッチンに、全体の壁や収納スペースの色が、白と、薄い黄色で統一されていて、明るくとても心地よい部屋に見えました。西欧の家ではよく、壁を薄いピンクにしたり、黄色にしたり、水色にしたりしているのを見ますが、日本ではとても珍しいと思いました。

色には様々な作用があり、寒色系の部屋より暖色系の部屋の方が体感温度は2度高く感じるそうです。また、寒色系より暖色系の部屋の方が、時が経つのが長く感じるそうです。家具なども重さ、軽さ、大きさ、距離感覚なども色によって異なります。カラーコーディネイトされた素敵な物件に住めたら、家事一つ一つがとても楽しくなるような気がして、ワクワクしてしまいました。

システム管理部 佐川

■凧揚げ

新年から早1ヶ月が過ぎましたが、「みなさま明けましておめでとうございます」お正月といえば「おせち料理」「お年玉」など、それぞれ思いつくものがあるかと思いますが、私は「凧揚げ」が真っ先に思い浮かびます。子供の頃、お正月には毎年自宅近くの河川敷で友達と凧揚げをして遊んでいました。幼心のためこのまま空を飛べてしまうのではないかと思いハラハラしながら凧を揚げていたのを思い出します。

凧揚げの歴史はとても古く千年以上も前に中国から伝えられたと言われています。当初は凧の揚がり具合で吉凶を判断する宗教的な占いなどで使われ、江戸時代になって和紙の普及と共に子供の遊びとして広まったそうです。しかし最近ではお正月に凧揚げをする子供は少なくなっています。なんだか寂しい気もしますが、わざわざ寒い所に出て遊ばなくても今は家の中で楽しめるゲームがたくさんあるからでしょうか…。将来子供と一緒に正月には絶対凧揚げをしたいと思っています。

賃貸事業2部 幡野

■パーキングエリア

高速道路の料金が安くなったので車で旅行をする機会が増えました。車での旅行は移動に時間がかかりますが、飛行機や新幹線に比べ拘束が無く、好きな時好きなところに立ち寄れるので気ままに旅行を楽しむことができます。

以前は車での旅行に対して移動時間を楽しめずに消極的でしたが、最近は、運転に慣れたことと「サービスエリア」や「道の駅」が充実していることもあり車の旅がより楽しくなりました。

以前のサービスエリアやドライブインは、単なる休憩場所でしかなかったように思いますが、最近は付加価値をつけたところが増えました。一般道にも「道の駅」が出来始め、休憩場所としてだけではなく、地元でとれた野菜や果物を卸価格で販売したり、その特産品を使ってご当地オリジナルメニューやグッズを販売したりと、地域の魅力をふんだんに発揮しています。中にはプールや温泉などが併設されているところもあります。また、ほとんどのパーキングエリアについて言えるのはトイレが綺麗なこと。ウォシュレットまで付いているところもあります。
「サービスエリア」や「道の駅」の充実は、旅行者にプラスアルファの楽しみを与えてくれます。そして地元地域の活性化にも一役買っているようです。

今年もあちこち車の旅をしてみたいものです。もちろん安全運転最優先で。

不動産部 前田

Sudo’s WATCHING-Vol.34

■不動産購入時における本人確認

昨年3月より、ほぼすべての不動産売買取引時に、購入者の本人確認が義務付けられました。「犯罪収益移転防止法」の施行に伴い、宅建業者も本人確認記録の作成・保存、また疑わしい取引の届出義務を果たさなければならなくなったためです。

犯罪収益移転防止法とは、犯罪で得た不正なお金の出所をわからなくするために金融機関口座を転々とさせたり、債券や証券、または不動産へと姿を変えさせるマネーロンダリング(資金洗浄)を規制するために施行された法律です。

疑わしい取引の参考事例としては、多額の現金での物件購入、合理的な理由なく収入に見合わない物件の購入、また真の契約者を隠蔽している可能性がある場合などが挙げられます。

金融機関での本人確認は馴染みがありますが、不動産取引時の本人確認はまだ一般に浸透していないのが現状です。抵抗を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、ご理解頂きご協力くださいますよう宜しくお願い致します。

不動産部 前田

■建物の顔

建物管理で度々問題になるのはゴミの出し方。各自がマナーを守り分別すれば収集車が運んでくれます。しかし、なかなか守られないのが現実。「一人暮らし」が多い物件でこの傾向が強いようです。「分別のお願い」や「注意書き」を掲示、配布しますが、特定できれば直接本人に注意します。粗大ゴミも放置すると、次々と出されてしまうため、早急な対応が必要になります。

契約時にきちんと説明し、定期的に注意・指導しても、規則とマナーを守らない入居者がひとりでもいる限り、ゴミ問題は続きます。これからもゴミ対策には積極的に取り組んでいかなければなりません。

また、最近はメールボックスに名前を表示することを嫌う入居者がいます。個人情報やストーカーに過剰に反応しているためでしょう。しかし、メールボックスがきちんとしているかどうかも管理上、また防犯上も大切なことです。

メールボックスとゴミ置場は「建物の顔」。この二つを見れば、入居者、オーナー、管理会社の質が分かるといわれています。

メンテナンス部 片寄

■マナー

食欲の秋ということで一言。日本人の食事作法は「箸に始まり、箸に終わる」と言われております。しかし様々な食文化が広まってきた現在、箸を使う頻度が減っています。その為箸の持ち方が間違っている人やタブーといわれている使い方をする人をよく目にします。マナー違反とされる嫌い箸には、刺し箸(食べ物を突き刺す)、移り箸(一度箸をつけたものを食べずに別のものに箸をつける)、ねぶり箸(箸を舐める)、迷い箸(何を食べようか迷って、箸をあちこち動かす)、寄せ箸(箸で器を引き寄せる)などがあります。

また、日本では麺類やお茶などをすする際に音が出ても無作法とは言われませんが、西洋のマナーでは音をたててスープなどをすすることを嫌います。熱いものを熱いうちに食する習慣がないからでしょう。

食事に関するしきたりやマナーには、国々の独自性がありますが、共通点も多いようです。「主客から箸をつける」「食べ物が全員に行き渡るように取り分ける」
「足を組んだり、肘をつかない」などです。相手に不愉快な思いをさせないようにするのはどの国でも共通のエチケットでしょう。マナーとエチケットは同席している方への思いやり。食事する姿や振る舞いが綺麗なのは、見ていて気持ちのいいものです。

賃貸事業3部 長谷川

■鏡の効果

幼いとき、母親に「人を嫌いになったらその人もあなたの事を嫌いになってしまうよ。人を好きになったらその人もあなたの事を好きになってくれるわよ。」と言われていた事を最近思い出しました。1日に何十本も電話を受ける仕事柄、興奮している人、感じのいい人、突然怒りだす人など、さまざまな人がいるなぁと思います。そんな中、相手は自分の鏡!自分がいい気持ちで相手の事を思って電話に出れば声で伝わるかもしれないと思い実践しています。心の中で、「電話をかけてくれてありがとうございます。」「物件紹介ご苦労様です。」なんて思いながら電話に出ると不思議と相手の声も弾んでいるように感じます。クレームの電話の時も、相手の気持ちになってゆっくり話しを聞くと、ほとんどの方が落ち着いて話をしてくださいます。余裕がない時や日常生活でも、この考えを徹底できるようにしていきたいと思いました。

システム管理部 佐川

Sudo’s WATCHING-Vol.33

■床鳴りの原因

フローリングの場合、床板同士の実(さね)が弛んで隙間が出来た上を歩くと、床板が擦れあって音(床鳴り)が発生ます。フローリング以外(カーペット、CF等)の場合も下地材の合板同士の擦れあいによる床鳴りが発生します。また、根太の破損や歪みでも発生することがあります。最近は下地組にビスを使うのが一般的ですが、古い建物の場合、下地組に釘を使っていることが多く、それが錆付いて弛んでしまい、床鳴りが発生することもあります。 床鳴りを直すには発生源をしっかり固定することです。フローリング以外の場合は床鳴りを直してから比較的低コストで貼替が出来ます。フローリングの場合はコスト面を考え、フローリングの上からビスを打ったり、穴を開け発泡剤を注入して床鳴りを直し、その後フローリングの補修を行います。また、床の仕上材は防水ではないため、水などをこぼして放置すると下地材も濡れてしまい、歪みや腐食の原因となり、ビスや釘も腐食してしまい、床鳴りが発生します。床が濡れたときは速やかに拭取るようにしましょう。 工事部 西條

■屋上等緑化

ヒートアイランド現象や温暖化現象の暖和と生活環境の向上をめざし、屋上等の緑化をされる方に区や市より一部助成金が出されます。申請方法は各自治体によって異なりますが、既に緑地化してしまっていると助成金を受け取る事が出来ませんのでご注意ください。 港区の場合、屋上緑化は500万円が限度で、3平方メートル以上、所要経費の2分の1または1平方メートルあたり2.5万円のいずれか低い方の額が助成されます。また、壁面緑化は45万円が限度で、10平方メートル以上、所要経費の2分の1または1平方メートルあたり1.5万円のいずれか低い方が助成されます。 緑には断熱効果だけでなく癒し効果もあるため、67%の人が室内に植物を置いているそうです。地球に優しく、人にも優しい緑化を計画なさっては如何でしょうか。 システム管理部 佐川

■経費削減

会社や家庭では様々な“経費削減”対策をとられていることと思います。項目としては人件費・水道光熱費・交通費・備品等がありますが、総務部では備品や事務用品は安くて長持ちするものを購入し、水道光熱費を始め無駄を省くことに取り組んでいます。また、コピー用紙は再利用し、近くに外出する際は電動自転車を使用するようにしています。経費削減は結果的にゴミ量の減少・排気ガスの減少等、地球に優しいエコにも繋がります。しかしすべてのものに“経費削減”を最優先させると、逆に効率が悪くなってしまうこともあり、バランスが大切と考えています。 これからも、必要なものと不要なものとを見極め、且つ再利用を考え、“エコノミー”と“エコロジー”に努めて行きたいと思います。 総務部 元山

■夏休みの思い出

「夏休み」という言葉で何を思い出しますか? 私は風鈴の音を聞きながら食べたスイカ、庭先の花火、キレイな海での海水浴、セミやカブトムシを捕まえて遊んだことが浮かびます。都会育ちの友達は、「虫取りなんてやったこともないし、カブトムシなんてとても触れない」といい、驚かされます。私も都会育ちではありますが、毎年夏休みの間は熊本にある母方の実家に行って、同じ年のいとことずっと遊んでいました。そして連休になると人吉の山奥に遊びに行くのですが、そこには日本の原風景といえるような山と川、田んぼに民家、木造の学校という、懐かしい風景があり、家の近くを流れる川には、小魚や川エビ、サワガニが棲んでいて、家を取り囲む森の中にはイノシシもいました。ゲーム機が珍しい時代だったので、遊ぶときはいつも自然が相手でした。 最近では田舎体験をするツアーや虫取りのツアーなどがあり、一昔前まで普通の生活の中で体験できたことが、贅沢で大切なことに変わってきています。生活は日々便利になり、不便を感じつつ生活する中で身につけられる知恵や、自然の中で培われるたくましさが失われつつあります。 幼少期、川で遊んだり、寝る前に砂糖水をクヌギの木につけて翌朝早くクワガタを捕まえに行った想い出は、今となっては貴重な体験となりました。 不動産部 前田

Sudo’s WATCHING-Vol.32

■長期使用製品安全点検制度

ガス、石油、電気を使用する設置式タイプの設備機器が長期間安全に使用できるように、平成21年4月1日以降に製造又は輸入された製品が対象となる「長期使用製品安全点検制度」が開始されました。

1.屋内式ガス瞬間湯沸器 2.屋内式風呂釜 3.石油給湯器 4.石油風呂釜 5.FF式石油温風暖房機 6.ビルトイン式電気食器洗機 7.浴室用電気乾燥機が対象。

所有者がメーカーや輸入業者に「ユーザー登録」する義務があり、「点検」や「リコール」の際に通知が届きます。賃貸住宅は貸主にその義務があり、これを怠って重大事故が発生した場合、貸主はその責任を問われることもあります。

製品に同梱されている所有者票に必要事項を記入し投函するか、販売店を通じて「登録」します。対象製品には「法定点検期間」が明記されており、メーカーや業者から送られてくる「点検通知書」に沿って「点検」を依頼します。この点検費用(保証期間に関係なく)は所有者負担です。尚、中古物件の購入や引越の際など、登録情報に変更が生じた場合は「新所有者」が手続きをしなければなりません。平成21年4月1日以前の製品も点検することは可能ですが、その方法はメーカーのホームページ等にてご確認下さい。

点検通知が届くことなく突然点検業者が訪問してくることはありませんので、その類の営業には充分ご注意下さい。

工事部 西條

■快眠ノススメ

「春眠暁を覚えず」と先人が詠ったように、目覚し時計の音は断ち切っても朝のやわらかく温かな日差しに、睡魔の誘惑は断ち切れない自分がいます。私が朝弱いのにはもう一つ原因があり、それは眠りが浅く質の良い睡眠が取れないこと。

そこで、快眠のための行動や環境づくりを調べてみました。ぬるめのお湯で入浴、寝室は適温に保っておく(例;夏なら25℃前後。冬は15℃前後)、あとはとにかくリラックス。パソコンやテレビ、ゲーム、勉強など、就寝前に脳を使うことは避けた方がよいそうです。適度なストレッチは有効ですが激しい運動はNG。また、「寝酒」、いわゆる睡眠薬代わりのお酒は良くないそうです。寝付きはよくなりますが、喉が渇いたりトイレに行きたくなったり、必然的に起きてしまいます。香りや音楽を用いるのも有効的だそうです。今はアロマオイルやアロマキャンドル、癒しの音楽も簡単に手に入ります。是非試してみてはいかがでしょう。

不動産部 前田

■防犯

私が住んでいるマンションはオートロックではないので、時々知らない人が玄関チャイムを鳴らします。「○○です。」「どちらの○○さんですか?」「…」と会社名や団体名を名乗らない勧誘。「手渡しで防犯のお知らせを配布しているので開けて下さい。」という男性。「お布団買いませんか」という営業。そういう時、「結構です」と私は即インターホンを切るのですが、同居の妹は直ぐに玄関を開けてしまうのでひやひやします。

都会にはいろいろな人がいます。初めて一人暮らしをされる方は、一人暮らしの先輩に話しを聞いたり、「初めての一人暮らし」の本を読んだり、私ども管理会社のスタッフにアドバイスを求めたりして、安心して生活していただきたいと思いました。

システム管理部 佐川

■工事代の負担

ある物件の解約精算の際にこんなことがありました。

解約立会いの数日後、元入居者より「工事見積りは出ましたか」と連絡あり。「恐れ入りますがもう少しお待ちください。それから、玄関ドア枠にドアガード(玄関ドア内側のU字型金属バー)を出したままドアを閉めて出来たキズがありましたので、負担項目に入れさせていただきます。」と返答。

すると元入居者「そんなキズを付けた記憶はない。そもそもキズが付く可能性があったのなら、その旨を契約時に説明し、注意書きを張り、傷が付かないように保護しておくべきだ。それを怠ったことが原因だから、仮に私がキズを付けたとしても修理代を負担する義務はない」と反論。「しかし、ドアガードはドアの内側に納まっていますので、故意過失は別ですが、ご自身で動かさない限り勝手に動くことはないです。金属がドア枠にぶつかれば傷がつくことは容易に想像できますよね」と説明。「全く想像できません、そちらの注意喚起不足です」との返答。

「フローリングに硬い物を落とすとキズが付きます」「ジュータンに醤油をこぼすとシミになる恐れがあります」「給湯温度は火傷しないように設定してください」「台風が来たら雨が吹き込まないよう窓を閉めてください」というような説明や注意書きが、この方には必要なのでしょうか。精算合意は遥か彼方のようです。

賃貸事業1部 佐藤

Sudo’s WATCHING-Vol.31

■メーカーの修理対応可能期間

住宅の設備機器には一般的に「耐用年数」が設定されています。しかし、実際には使用の仕方や頻度、メンテナンスによって大分差が出ることがあります。また、いわゆる「当たり外れ」も存在するようです。

修理については、生産終了後7~9年を目安とした「部品保有期間」がメーカーごとに設けられています。期間を過ぎた場合は、在庫がある場合に限り対応が可能です。同じ製品でも、不具合箇所によって修理対応の可否が変わってきます。特に、不具合が多く発生する部品は在庫が無くなりやすく、1ヶ月前に修理できても、今回は修理できないということがしばしば起こります。

また、昨今の様々な事情でメーカー自体がなくなってしまうこともあります。その場合でも、すべて修理不可能となるわけではなく、修理を引き継いでくれる会社が現れる場合もあります。
設備機器を購入するときは、機能や耐用年数だけでなく、可能であれば部品保有期間を確認しておくことも経費削減のひとつの方法でしょう。

工事部 祖谷

■大切な準備運動

仕事中、クルマで皇居周辺を走るとジョギングしている人をたくさん見かけます。3月に行われる東京マラソン大会への出走希望者が毎年増えている事からも分かるように、ジョギング人口が年々増えています。理由は、ジョギングによる有酸素運動はとても健康に良く、ダイエット効果もあり、道具も不要なのでお金がかからないから。これほど気軽に出来る運動は他にはないでしょう。

しかし、同時に怪我をする人も増えているそうです。その多くは急に身体を動かし筋肉痛や関節炎を起こしてしまい、最悪の場合は靭帯やアキレス腱を断裂する事もあります。

ジョギングに限りませんが、どんなスポーツをするときでも必ずストレッチを行う事が大切。身体を軽くほぐすだけと思われがちなストレッチ、実は怪我防止の一番の方法で、プロのスポーツ選手は必ず実践しています。(ラジオ体操が最も有効なストレッチだそうです)

せっかく身体の為に行っている運動も、怪我をしたのでは本末転倒。初心者ランナーも熟練者も楽しいジョギングライフの為に、まずは膝の屈伸からスタートしましょう。

賃貸事業部 内藤

■湯たんぽ

就寝時に蒲団の中が冷たく、足が冷えてなかなか眠れない時の味方「湯たんぽ」が、最近のエコブームで大人気。

自然な程よい温かさのためリラックスでき、寝付きも良くなるそうです。また、乾燥する電気毛布などと違い皮膚にも優しく、筋肉の緊張を緩和し、血行不良予防にも役立ちます。灯油は不要、お湯を沸かして入れるだけなのでガス代や電気代が少しで済み、「環境にもお財布にも優しい」。湯たんぽは寝る時だけではなく、オフィスで足元が冷える時や、外出時、腰の冷えが気になる方、また、車の中でも活用できます。

実際に私も、購入したのですが、一人暮らしをしている身としては、心も体も温まる、そして電気代も節約できる力強い味方です。皆様も、是非試してみてはいかがでしょうか。

総務部 田井

■夜間対応

当社では、管理物件の夜間緊急時に備えて「24時間緊急対応」をしています。緊急性については個人それぞれの見解がありますが当社では、「水漏れ」「断水」「排水の詰まり」「鍵の紛失等で入室できない」、原則としてこの4種類に定義しています。緊急対応とは応急処置、一時対応のことで、さまざまな連絡が入りますが夜間のため対応には限界があり、部品が無い場合など、すべてのものがその場で復旧できるわけではなく二次対応を含め翌日以降の対応になることもあります。

中には理不尽な要求をしてくる入居者もいます。一例ですが、「お湯が出なくなった!明日受験なのに風邪をひいたらどうするんだ!」「エアコンが故障した、こんな部屋にいられない、ガス暖房か電気暖房器具を持ってきてくれ!」「給湯器が故障してお風呂に入れないのなら、ホテル代を出してくれ!」

入居者に対して不愉快な気持ちを与えずに対応していきたいと思いますが、緊急対応は、入居者の故意過失が原因でない場合、オーナー様に費用をご負担いただくことになりますので緊急必要性の判断が大事です。

その他、エレベータ・火災・満減水については24時間、警備会社とオンラインで繋ぎ、異常をいち早くキャッチし現場に向かえるよう対応している物件もあります。

これからも入居者とオーナー様に対して昼夜を問わず「迅速な対応」を心がけたいと思います。

メンテナンス部 片寄